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 *灯台

   かすかにまだ
   光っている
   間違えたままの、
   やさしい思い出
   わたしの幸福な思い違いを
   あなたは
   そのままにしてしまったから
 ....
  
  わたしの中に森が生まれたとき
  その枝は音もなく広げられた
  指先から胸へと続く水脈に
  細く流れてゆく愛と
  時おり流れを乱す悲しみ



  わたしを立ち止まら ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
湾鶴さんの嘉野千尋さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海辺の詩集- 嘉野千尋自由詩49*08-7-13
森の風景- 嘉野千尋自由詩36*05-8-12
十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7

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