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あ行

足音が遠ざかってゆく朝8時、きみは出かける わたしを置いて

今までと変わらぬようにこれからが続いてゆくか冬空に訊く

「うん、うん。あぁ」電話の先にいるひとと、なに話してる?その ....
どちらともつかない愛の中間を揺れてるような{ルビ吾=あ}に似し、振り子

答えなどでない気がする。諦めを理由に 延ばして先送りして

花の咲く丘を一緒に歩くのはあなたか彼かそれとも{ルビ孤独= ....
夕寝から覚めて仰ぐや宵の月

兎と見ゆる愛でていとしき


君と居た夏のあの日や砂粒と

はらり揺らいで零れて落 ....
いつだって取り分け用事はない手紙暑い夏ですお元気ですか


熱き息傍らに聞き盆送り今日の日の人毎日の君


にわか雨染み入る砂浜のごとくのどかに揺るる稲穂のごとく


便箋の印に沿い ....
夏の陽に ふと振り向いた我が恋は
        あまりに異質で けれど愛しい

この恋に 気づいたときは 手遅れで
        命かけても あきらめられない

なんとなく 落ち込む夜 ....
何枚も空の写真を撮り続け
違う空だと君は言うけど
からんころん 慣れぬ下駄はき参道を
          ふたり腕組み 初めての夏越


水あそび はじける笑顔 子供らの
          足もと日差しに照らされ{ルビ七色=なないろ}
 ....
やさしさをうたうは哀しき{ルビ歌人=ひと}ゆえか 
            いたみを知りてその{ルビ歌人=ひと}を知る


眠れずに聴く子守歌は中島みゆき
            何故か重な ....
あの嘘を見破るなんて野暮なことしなきゃよかったサヨナラ純情

ツマラナイ女になるなと口癖のように云うから泣いたりしない

ピンヒールの靴を履いたら女王様君はかかとの下で傅く

口紅の色を迷 ....
降り立った夏の停車場せみたちの鳴き声拍手喝采のごと


実家へと歩く田園風景のさびしきひとりと描かれる夜


秘密基地としての廃屋いまはもう月光だけの棲み家となりて


失った記憶と ....
ゆうぐれにボクは涙をたれました オレンジ色はひきょうなもんだ
准々さんの短歌おすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カルタ遊び- 一代 歩短歌6*05-11-9
揺れ、- 一代 歩短歌1*05-11-4
夏残照- しらいし ...短歌13*05-8-18
消息の文- ヤギ短歌9*05-8-17
かなわぬ恋に- 逢坂桜短歌9*05-8-17
空というパーソナリティ- 短歌405-8-14
夏の終わり- 秋扇短歌3*05-8-8
うたいびと- 秋扇短歌6*05-8-2
恋愛のカタチ- 落合朱美短歌12*05-5-22
雨色の断片- 本木はじ ...短歌19*05-5-18
夕垂- GENDOU短歌2*05-2-7

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