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ぼくが
このそらからとびだしたら
ぼくは
みえなくなるのかな
しろいそらにしろいくも
そしてぼく
そらにとけるようにそらへ
ポタージュの湯気 午前五時
日が早めのおはよう
私はまだねむいよう
優しいメープルが好きです
いつもこの店に来ると必ずこれを
甘い色をかけて
午後
ガラス越しに柔らかい昼
メープルの反射
私の前にあなた
二人の間にはスコーン
今日が終わりそうな海を泳ぐ
振り返れば
世界を見てきた波
ゆっくりと押し出すように
風と泳ぐ
このままどこまで泳ごうか
波交差の信号は青
どこまでも青
波は
見えない雨を連れ ....
朝の光で窓を見つけました
冬の白に続く窓
夜にこっそり開きます
見上げる電気横から今日の光
そろそろ夢が終わりそうな音
くるまる温度に埋まりながら
また薄く目を閉じるのだけど
時計の針から苦情がきたので
コーンフレークを迎えに行く
冬雲がカーテンを閉め始めます
夕日は少し嫌な顔をしましたが
季節の仕事なので、今日は早めに帰り支度です