けずるけずる
今日もけずる
けずれるものは
全てけずる

みがくみがく
今日もみがく
みがけるものは
全てみがく

ふくふく
今日もふく
ふけるものは
全てふく

けずっ ....
おいっ お前
そこのお前だ!
お前は「世界」という単語を使って
詩を作っているだろう
だからいつまでたっても
ウダツがあがらないんだ
少し人に優しくされただけで
「世界は優しさでできてい ....
ささやかな言葉は
全てをふくまない
おおげさな言葉は
何も含まない

オルゴールのような
心の底をけずる
そんな言葉を探して
そんな表現を求めて
そんな詩人を愛する

なにを
 ....
ことばが届かないのは
それは絶望してるから
孤独にくるまって
自分を守っているから
今は そのままでいいよ

今は届かない このことば
だから
今のうちに言いたい

はい上がるとき ....
北京秋天
見上げる空はひたすら青い
空港へのびてゆくまっすぐな道
あかしや ぽぷら まつ 三重のトンネル

豊かにひろがる畑
樹木に囲まれた家
点々と
丸くなる地球

ビール 白ワ ....
星の瞬きに誘われて
その暗闇に手を伸ばす

そこにあなたの光があるのだと思うと
切なくなって涙が溢れてくる

星の瞬きに誘われて
その暗闇に手を伸ばす

そこにあなたの光があるのだと ....
今の私はビールを片手に
格闘技番組に視線を定め
結果なんかどうでもいいんだけど
この瞬間になぜか酔ってる

雪の形のブランドのチーズ片手に
ワインのも視線を注いでみるけど
実は別に食べた ....
なんとなく起きて 立ち上げるパソコン
硬くなった食パンに こびりついたバター
居心地わるそうに 寝そべるアルミ缶。

まだ目は覚めない

モーニングサンが手スリに反射し
白昼夢を放出
 ....
アラジンの魔法のランプ
望みは何?

きっと一番初めにお金とくるわね。

だけど、時々、それよりも、もっと家族の健康って気になる。
家族が病気にかかった時、このときほど健康を切に祈ることは ....
語り合う仲間がいることによって
安心感が生まれ、心にゆとりも生まれる

ゆとりの中から
周りの空気の音やにおい、
そしていろんな情景、人の優しさ
ふぁわ〜っと舞い込んでくるよう

あ、 ....
煙は上へ 鳥は上へ ボールは下へ 水素は上へ
犬は下へ 人は下へ 君は上へ 僕は下へ

遠ざかっていく君は
遠ざかってゆく僕は
全てに逆らってなどいなかった
離れたのは
カラダや
ココ ....
魂の美しい
混じり気のナイ
透明な

いつの頃からかボクは
そんな人を求めていた
そんな核を持つ人を

不純物は
何故かボクを
悲しくさせる

残念なことに
世の中には
不 ....
咲いた花は 絶対にいつかかれるのに
なぜかかれぬと安心してた
時は流れるものだから
どんなものだって老いてゆく

かれてから気づく花のひかりに
後悔の言葉は積もるけど
「もっと日向に置け ....
夏痩せしたみたい
はり金が差し出す腕は確かに細くて
どこまでが腕でどこからが腕なのか
わからないままに、痩せたね、とさすると
そこはこめかみよ
拗ねたふりをする

食卓には温めたロー ....
地下鉄で
あなたは手首だけの幽霊と手をつないでいる。
もうさびしくないね、よかった。
あなたを慰めるためだけにこの世界に生えているてのひら。
それはまるで、

薔薇のよう。
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