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彼岸花が倒されていたのは覚えている
あれはどこだっけ
あれはわたしだっけ

晩飯のおかずを考える
家には
年寄りが居るから

エプロンをして料理をする
パジャマを着て寝る
そんなこ ....
かなしかった

あれはヘヴンリーブルー
それがみんな
雑草と一緒に除草剤を撒かれて
枯れさせられてしまった

あれは
実家の入り口に夏
何百と咲いていた青空
そのこぼれおちた子孫た ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
『恋って、どんなだったっけ?』と 


思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう


なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて


手作りの愛には端から負担を感じつつ

 ....
いまはもう
どうでもいいはずのあなたの
うた
それは幻で
あなたでない
あなたが書いた
ほんとうのうただった

いまのあなたは
出し殻で
きらいです

猫なんて
なでている
 ....
かやさんの蒼木りんさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 蒼木りん自由詩607-10-7
ヘヴンリーブルー- 蒼木りん自由詩307-7-18
小石の入り込む靴- 蒼木りん未詩・独白707-5-30
知らん顔- 蒼木りん未詩・独白505-11-12
紙一重- 蒼木りん未詩・独白505-8-14

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