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あなたの声の聞こえない場所へ
駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ
そんなこと
迂闊に人に言えない
だからひそかに
ひとり歩き ....
{引用=終りのない楽譜が
みみもとをかすめてはながれ
それはあめのように
また 空をさがしてゆくのでした
りんね なんか
しんじないよ
仏教徒じゃないもの
食洗器にお皿をならべな ....
夢をみた次の朝はいつもさみしい
だいすきな君の夢をみた
けれど
場末のやきにくやで
君とは似ても似つかない
四つ年下の女の子に
おもちゃにされて よろこんでいるのだ
くち ....
おっぱいの先の
乳首は不思議だ
「乳首を見くびって」というフレーズを
産んだ男はスケベだ
いや、すべての男が
おっぱいばんざい!
ふくらみを持つ
女は不思議だ
ふくらみの先の
乳 ....
独りで生きて行けないことがわかっても独りになろうとする。
二人で生きていけないことが分かってもふたりになろうとする。
遠い かこが むねを よぎる 。
....
『恋って、どんなだったっけ?』と
思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう
なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて
手作りの愛には端から負担を感じつつ
....
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように
かなしいとか
なみだとか
そんなも ....
いくじなしです
ぼくはいくじなしです
あなたへの想いに
両手も
ポケットも
鞄も
引き出しも
ロッカーも
口の中まで
いっぱいだというのに
....
いまはもう
どうでもいいはずのあなたの
うた
それは幻で
あなたでない
あなたが書いた
ほんとうのうただった
いまのあなたは
出し殻で
きらいです
猫なんて
なでている
....
あの夏の星の輝く夜に君は生まれたのだよ
ずうっと後になって父がそう言った
その星のひとつを握って泣いていたのです
父の墓の前にたって私はそう言った
映る星と映らない星があるとわ ....
他の女と遊んでるとすぐに怒って
そのくせ
中指を突っ込んでやると
悲しそうな声をあげながら
すぐに抱きついてきた
寄ってくる女を全部食ってた頃の話
たぶん好きじゃなかったと思う
包丁 ....