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あなたの方で風が吹いている
わたしはわたしで知らないことばかり捜している
秋がそこらじゅうで溶けはじめるとき
空き瓶には夕くれが満たされるとき
幾つもの詩を繋げるようにして
わたしはあな ....
風が吹いておりました
風が吹いている日に飲む野菜ジュースは哲学の香りがするのです
そんな日は詩を書きたくはないのです
空があまりに無知なので
わたしの青春としての位置づけは
もう随分と前 ....
何もない処に秋がやってくるとき
ひっそりとして
わたしは言葉の行方を知らない
わたしはわたしを有りの侭にしている
夕くれに空はふりだし
空はそこらじゅうで実り始める
声を掬ったりすれば ....
むかしがありました
むかしはいつまでも待っておりました
風は砂時計のように
失ったものをひっくり返し
また失いはじめるのでした
たった一本の
傾いた光の下で
自分を整理整頓したりする ....
この夕くれのひかりのなかに
ぼくはぼくをみうしなったりするだろう
そらの彼方のやさしいもの音よ
秋の風にさえぼくはこころを揺らしたりする
ぼくのであったものごとの全てに
ぼくは話しかけた ....
あるふぁさんのtonpekepさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
約束
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tonpekep
自由詩
27*
05-9-27
振り返るとき
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tonpekep
自由詩
18*
05-9-13
ひとつの秋に
-
tonpekep
自由詩
12*
05-9-4
整理整頓
-
tonpekep
自由詩
16*
05-8-31
夕くれのソネット
-
tonpekep
自由詩
10*
05-8-30
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