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そしてまた世界は
からっぽに明るくなる
このいたずらな明るさの中では
何かを見分けることなど出来やしない

事象たちが書き割りのように
意識に貼り付く
歩きたい道を見いだすことも困難なの ....
あたりじゅうすべてが蜃気楼と化してしまいそうな
夏の午後
裾の長い木綿の部屋着に包まれ
籐の長椅子で微睡む一個の
流線型の生命体
窓からのゆるい風が
肌にときおり触れて過ぎる
ほの甘くあ ....
あるふぁさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
九月の黙示- 塔野夏子自由詩17*05-9-13
午_睡- 塔野夏子自由詩18*05-8-5

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