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あたりじゅうすべてが蜃気楼と化してしまいそうな
夏の午後
裾の長い木綿の部屋着に包まれ
籐の長椅子で微睡む一個の
流線型の生命体
窓からのゆるい風が
肌にときおり触れて過ぎる
ほの甘くあ ....
kimukoさんの塔野夏子さんおすすめリスト
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タイトル
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カテゴリ
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日付
午_睡
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塔野夏子
自由詩
18*
05-8-5
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