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座っていた椅子が壊れ
ふつふつと怒りがわく
砂の上の安らかさはやはり
何の根拠もなかったようだ
思い返して安堵がひろがる
太陽が昇り沈むように
われらの生が没落し
廃れいくことの歓喜
 ....

目を閉じれば
黄緑のコートを着た女の子
足跡から
かさ なる夢
かさ なる愛
が流れ出して
町を浸す
溺れるのだ
電柱にひそむカラスも
しだれ梅によりつくメジロも
商店街をふ ....
鳴々門 零さんの太郎冠者さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歓喜- 太郎冠者自由詩3*05-7-8
アロー、こちら南海- 太郎冠者自由詩1*05-2-27

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