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日本の子供たちの思いやりが込められた
膨大な量の千羽鶴が海を渡った
あばら骨の浮き出た子供たちは
弱々しく 震える手で
ひとつひとつ 千羽鶴を開けた
何も入っていなかった
....
ひどく目立たない黄色のレンガ道を行くと
夏休みの少し手前に古い送電鉄塔が見える
陽炎虫が大発生した年の真夏のある日
一人の男の子がその鉄塔の下で感電死した
鉄塔からぶら下がっている電線に触れた ....
紫乃さんのクリさんおすすめリスト
(2)
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日付
寓話_不可解な死_26_(千羽鶴)
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クリ
未詩・独白
20*
05-8-1
しっぽのある鉄塔
-
クリ
自由詩
14*
05-7-23
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