すべてのおすすめ
焼き払われて
焦土と化した故郷の村に還ってきた
いちめんの砂地に転がる骨のオブジェたち

あたしの家のあった場所に
炊煙があがったような気がして
駆けよってみると
テントのまぼろしの ....
はげしい酸性雨にうたれて森が溶けていく
夢で
目が覚めた
髪が寝汗でべっとりとはりついている

彼がわたしに
失くしてしまったほうの腕で
手渡してくれた
一杯のコップの水を
ずい ....
るかさんの角田寿星さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ある帰郷(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩10*06-1-25
失われた腕たちへ- 角田寿星自由詩405-11-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する