すべてのおすすめ
言葉がひどく群れて
どどぅ どどぅ と
目下を蹂躙し始める
隣では、哲学やらモラリズムやらが
うなだれて枯れている
行き場の無いまま
どこに向ければいい、幾多の銃口を
....
五月雨た空が悲しい日、
君は誰かに捨てられた猫のように
俺を求めてきた
都心のベッドで戯れて
埋まらない隙間に二人、
必死に何を詰めていたのだろうか
*
お前の一 ....
ああ この
生まれてくるもの
が
帰りたかった場所
だったのか。
日々が、やはらかく、
差し込んでいる
隣に笑顔が、ある
ここで 揺られて
羊水を思い出す
胎内に鼓動
....