すべてのおすすめ
紫陽花の頃
手をつないで買った気早な花火に
火を点すことは結局なかった


意地をはる間に夏は去り
空は遠のき
てのひらはかじかむ









(恋は続 ....
あなたがひとを殺しても罪になりません


ドクターは宣告した



石ころだらけの世界
まして
モラトリアムの真ん中で
ひとのこころくらい
かんたんに壊れてしまうでしょうに
 ....
{引用=
水は低いほうへ流れてゆくのだよ

 

空がようやく白みはじめた
霧の山小屋
去りゆく人の走り書き


{引用=
めざとくえらんで流れ込み
いつかは、とまる

 ....
きれいな音楽だとか
物語が
ささえになること

ぜんぶひとから生まれたなんて うそみたい
ひとは まだ じょうずに好きになることができない



うけとめる心の
線の細さは
 ....
てっぺんでは

からすがしんでいる

この長い坂で

唯一すれちがった女の嘲笑を

不可解には感じたが

歩みを止める権利のない僕は

そのまま

遊園地へむかうとする
るかさんのコトリさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水花火- コトリ自由詩6*06-1-13
さいごのこどもが裁きをうける- コトリ自由詩6*05-8-13
水は低いほうへ流れてゆく- コトリ自由詩10*05-7-26
そして_また_あしたもいきていようとおもった- コトリ自由詩17*05-7-24
六ノ坂- コトリ自由詩5*05-7-21

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する