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灰色の空を{ルビ背景=うしろ}に
 黒い背広を着た男、
 街燈の、直立不動の寂しさに、
 北風に、灯は揺れる・・・・・・・その昔、
この道を{ルビ通=かよ}った男が
 そこに見た嘘の女を
 ....
 太陽の灯を消そう、
 吹き消そう、
 すると見えてくる
 難解な文字や数字を窓から棄げて、
 生まれくる冬の寒さが。
 仄白い僕の心のなめらかさ―
 太陽は嘘をついた。
 それゆえに巡 ....
 夢のような 心軽さで
 私は窓辺にたっていた
 黄色い{ルビ灯=あかり}が漏れていた

 やみがたい 私の心のすき間から

 疲れた{ルビ貴女=あなた}のしぐさのひとつひとつが、
 ....
千波 一也さんの白雨さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
氷った街角- 白雨自由詩6*06-9-19
若人の歌- 白雨自由詩306-9-16
葉蔭より- 白雨自由詩506-8-25

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