すべてのおすすめ
明日は
地球最後の日
あなたは
きっと忙しいから

今日
少しだけ逢いましょう
私は
すぐ戻ります
あなたもね

勇気をありがとう
少しだけ
やさしくなれた
こころの
太 ....
大切だから
追いかけない

また
逢えればいいねって
メールした2回とも
返事がなかった
だから

その話はもうしない

どうか
私の存在が
あなたの負担に
なりませんよう ....
降りしきる
こなゆきだった、と
私は思う

ただ
あなたを追いかけて
苦しく舞った

それは
視界をさえぎるばかり
あなたは
低く目を閉じた

小さく
積もる場所があり
 ....
夕暮れの約束は
ほとんどが嘘で
たとえば

じゃあまたねって
手を振る人と
再び
逢えたためしがない

悲しいメロディが
そらを覆う頃
私は
いつもひとりぼっちだ

夜を
 ....
誤解していた

満たされたはずの 海が
遠くひいていくような
それは

あなたの意味が乾いていく

雑踏の中で
あるいは
読みかけの本 
ぱたんと 閉じて

私の中にある
 ....
ピアノ線で結ばれた
あなたの希望
私の誤解

でたらめに
あなたがはじく

私たちの
無数の意味が
夕暮れの
部屋に満ちる

他愛ないカーテンが
ふたりを
窓から避けてゆく ....
孤独なんて
なんともなかった
もともとひとりだったから

憎しみには
少し戸惑った
脅かすほど力もないよ
擬態がうまいだけ

やさしさは
うれしかった
返せなくてごめんなさい
 ....
恋のさめる音は
雨上がりの

透明な
あまがえるによく似てる

あれは
誤解だったのだ
私はうっすら弧を描く

虹を

さかさまにしたような
私の頬に
笑みが射す

愛 ....
お弁当のみどりの葉っぱの
その嘘が好きだ

あなたの
じゃあまたね、に
どこか似ている

タコちゃんウインナーが
好きらしい
そんなあなたの

横顔をじっと見る

あなたに足 ....
世界に千の悲しみがあるなら
わたしのたもとで
それよ止まれ

あなたが
やさしく眠れるように

わたしはどんどん無口になる
世界は
とてもひとりぼっちだ

世界に千の悲しみがある ....
来年も
ふたりは
ここにいるのだろうか
こんなに
おだやかな夕暮れを

落ちてゆく太陽を
川面に映る木立の影を
ふたりは
並んで見るのだろうか

ふたりには
きっと何かが欠けて ....
抱き合うことは
難しくなかった
ただ服を
脱ぐだけだった

あとは
なるようになるだけだ
自分が
気持ちいいことは
相手もそうだと
信じ込むこと

そこから
始まる何かの方が ....
おしまいの日がくるから
もういかなくちゃ
たくさん あそんだ

散らかったカード
クレヨン
すべてが
中途半端に微笑んで

楽しい時は
だけど
いつかは終わること
いったい
 ....
ねえ
化粧なんてイイから
今から出かけよう
真夜中

通りは
コンビニだけがあたたかい
僕らは
夜を疾走する

たとえ
抱き合ったとしても
懸命に
指を重ねたとしても

 ....
君の手が
とても冷たかったので
重ねて

すごいですね
ゆたぽんみたい
ゆたぽん?
はいー

ゆたぽんですよ
レンジでチンです
あはは
なんとなくわかった

あったかくなり ....
あなたと私は
一枚の地図

無数の道路が
ふたりをつなぐ

だけど
たとえば行き止まり
たとえば一方通行で

私はいつも迷ってしまう
うまくいかずに塞いでしまう

あなたと私 ....
乾いた
木の葉を振り落とし
あなただけが生き延びる

それがあなたに
必要な作業

限られた
冬の季節を過ごすため

信号待ちで
見上げる私の
その
わずかな隙間にも

 ....
等しく平等に
その波は来るということ
私たちに

夜半の警報は
ちょっぴり
大げさだったけど

海面が
ほんの数十センチ
浮き沈みしただけだけど

等しく平等に
その波は来る ....
外が
ひどい雷鳴なので
ベランダから眺めてる
夜を

そこが
どこだかわからない
ただ
重なって空はゆく

見下ろすと
街路樹はミニチュアだ
濡れた道路を
ヘッドライトが舐め ....
夜を
夜を裂いて
寂しがりやのバイクが走る

縦横に
街を越えて
マフラー音が流れゆく

ウォウォンウォンウォン
ウォウォンウォンウォン

ステレオタイプの
哀しいリズム

 ....
十五に満たない女の子が
いのちを
空に差し出した

私は
彼女にかけることばを知らない

生きていれば
きっといいこともあるんだよ
なんて
そんなこと言えない

誰かが
きっ ....
君が
君が夕暮れならいいのに

ゆるやかに
侵食される
雲の隙間ならいいのに

そうして
一瞬朱に変わり
再び閉ざされる

僕は夜
君は夕暮れ

夜は待つ
夕暮れがゆく
 ....
さみしいと
寄り添うくせがあるので
いつも
ポケットにウサギ

鼻先を
ちょこんと出して
ふさふさの
耳をたたんで

私があまりにも
にこにこしてるので
人は誰でも不思議そうに ....
あの日
花を活けている母のそばで
私は
剣山を手に押しあてて
痛み
その直前で手を止める
残虐な笑み

横たわる百合の花
その白さと
花の奥
見てはいけない遠い闇

青い花器 ....
祖父が亡くなってからずいぶんの時が経つ
お骨になった祖父は白く そしてもろかった

まだ暖かい祖父の骨を私たちは火ばしでついばむ
生きている者を火ばしで持ち上げたりしないすなわち
祖父は名実 ....
こどものような
貴方の身体の
その場所だけ 大人

ちいさな
ふたりの引力が
つり合っている
静かな
力で

薄衣を剥ぐように
ふたりは
孤独に没頭する

求めること
与 ....
セミよ
そんなに急ぐな

さっきから
空を見上げてばかりじゃないか
お前の
自慢のその羽は
ただ
アスファルトを掻くばかり

セミよ
今なら見えるだろう
あれが星座だ
私も昔 ....
大きな書店に行くとあふれる本に圧倒されるが、もっとすごいのは、その閉じられたページというページに、無数の文字がちりばめられているということだ。書き手、すなわち文字を発信する側がこれほどに存在するという .... 一滴の私は
無数に砕けて
無数の私

意識
もう
瑣末なことは
見えない
見たくない

ことば
ことばにまぎれ
あなたが見ているのは
ことば
私ではない

無数の針を ....
あなたにメールして
返事が
かえってこないから

私は
まよなかのねこだ
ひとみ
まんまる見開いて

あなたからのテレパスを
感じるためによるに立つ

もう
嫌いになったかな ....
千波 一也さんのuminekoさんおすすめリスト(149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬彗星- umineko自由詩11*07-3-11
春の祈り- umineko自由詩20*07-3-3
こなゆき- umineko自由詩13*07-2-3
夕暮れ変更線- umineko自由詩9*07-1-28
アルピノ- umineko自由詩14*07-1-21
ピアノ- umineko未詩・独白9*07-1-20
ホライズン- umineko自由詩8*07-1-16
恋のさめる音- umineko自由詩7*07-1-15
ピクニック- umineko自由詩7*07-1-14
センチネル- umineko自由詩12*07-1-10
さよならの木- umineko未詩・独白8*06-12-31
そこから- umineko未詩・独白4*06-12-27
海の終わり- umineko自由詩17*06-12-18
明日_同じ夕暮れが- umineko自由詩16*06-12-10
手と手- umineko未詩・独白11*06-12-5
一枚の地図- umineko自由詩11*06-11-24
冬支度- umineko自由詩12*06-11-23
フラット- umineko自由詩6*06-11-16
たかいところ- umineko自由詩9*06-11-11
おおかみバイク- umineko未詩・独白4*06-11-5
コスモス- umineko自由詩11*06-10-31
永遠- umineko未詩・独白8*06-10-8
いつもポケットにウサギ- umineko自由詩20*06-10-7
百合の葬- umineko自由詩15*06-9-26
白の質量- umineko自由詩13*06-9-17
ラグランジュ- umineko自由詩10*06-9-10
夜のセミ- umineko自由詩14*06-8-28
文字という星々の- umineko散文(批評 ...7*06-8-27
ミスト- umineko自由詩5*06-8-19
よるのねこ- umineko自由詩7*06-8-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する