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春風よわたしは山に籠もります春の匂いを極めてきます
砂塵舞ふ 濡れし視界をみぎひだり桜ぞ桜のままに毀るる
月面を宙返りせしあの影は二月生まれのナルシストなり
....
瞳孔に赤い花束しのばせて指揮棒で追う蝶の白さよ
シンバルの彼はスポーツ選手の眼、100mとか、なんかそうゆうの
部長から提案があります「なんでしょう」もっと白目を剥いてください
....
夕暮れに街灯の間を渡りゆく涙を隠す帰り道、雨
濡れたこぶしをほありと包むきみの手よ「ぐうとぱーではあたしの勝ちよ」
包まれて犬の気持ちを知る夕 西窓からは突然の ....
とりたちが入場ゲートを飛び去って動物園に歌の雨が降る
もの言わぬ悠々としたたたずまい有象無象も鼻がながーい
生まれつきおしりの赤いきみにでも青い春などあったのだろう ....
あたし きっと
涙腺 とか、粘膜 とかが
とても ゆるいのよ
きんいろの
金色に傷んだ髪がかなしい
涙とか、そういうん じゃない から
気に しないで
きれぎれで、くぐもった ....
{引用=
陽が暮れてゆく。なけなしの光を。太陽は俺たちに
平等に。鐘の音はすべての者たちをやさしく包み込
む。紫外線は等しく我らを刺すのだ。「日焼けサロ
ンへ行く前に体 ....
きみが涙で、青く弧を描いて
おれがそれより淡い色で、ゆがんだ円を完成させれば
光って
そこは完全におれらの場所だ
意識をそこに飛ばして慎重に体温をあげてゆく
ほら
日溜 ....
廃墟から走りはじめたふたりならねじれの位置をねじまげられる
竹馬を猟銃のように構えれば夕陽がはじけてふたりは紅く
「て、てて、手をつなごう」って言ったら僕の手を両方つかんだきみが大好き
....
偽物のような朝日に照らされてスローモーションで抜けおちる髪
みずたちは迷路に惑わず進みゆく辿りつくもの溢れでるもの
窓越しに電線のたるむ一点を凝視する裸婦をデッサンするきみ
....
星たちを耳に手首にぶらさげて羨望の矢をへし折る少女
「牛乳をスプリンクラーで噴射して虹がでるのを待ってるの。あ」
「おつかれさま。今度はあたしと遊ぼーね」蝶は埋められ、そして天へと ....
便箋の字面に溶けた君の息 獣のかおり 熱っぽくって
和尚の目に浮世のひかり瞬く夜ナナナナナーナおれは彼女を
黒猫は媚薬を舐めてしなやかにふたりと海を飛び越えてゆく
「こんな事してあれ ....
うにゃららと短歌の種を植え付ける煙草を買ったレシートの裏
ぽこぽこと咲いた短歌を貼り付ける過ぎ去った日のカレンダーの裏
短歌って素晴らしいかも!凄いかも♪金もかからず金になりもせず
千波 一也さんのたたたろろろろさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【短歌祭参加作品】えいえんに春は
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たたたろ ...
短歌
6
07-5-17
青春狂想曲
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たたたろ ...
短歌
10*
07-5-11
早春に雨
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たたたろ ...
短歌
5*
07-2-25
動物園に歌の雨が降る
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たたたろ ...
短歌
9*
07-2-23
涙じゃなかったらなんだっていうんだ
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たたたろ ...
自由詩
6+*
07-1-24
赤赤黒黒
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たたたろ ...
自由詩
3*
06-11-9
スイートスポット
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たたたろ ...
自由詩
4*
06-10-24
ふたりごと
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たたたろ ...
短歌
12*
06-10-11
Scenes
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たたたろ ...
短歌
8*
06-8-14
少女の域
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たたたろ ...
短歌
9*
06-7-16
【短歌祭参加作品】ナナナナ
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たたたろ ...
短歌
6*
06-3-31
短歌狂の歌_A面
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たたたろ ...
短歌
2*
06-2-23
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