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夜更けに降った雨はあがった
そらはどこまでも透き通り
青く高くひかりに満ちる
さぁ腕まくりして窓ふきをしよう
透き通るほど ....
明滅する赤や緑の光を浴び
暗闇にしまうまは横たわる
静けさの中でざわめきだけが
息 ....
疲れちまったと吐き捨てて
ビールをあおり
憂さを晴らせるうちはいい
吐き出す言葉す ....
横たわる男のひげは春を待つ
閉じられた青白いまぶたの奥で
なにを夢にみるのだろうか
弥 ....
さむいさむい小さな箱の中、そこがふたりの始まりでした。
ほっぺを真っ赤にしたトマトはまるでお日様をそのまま
詰め込んだようで元気いっぱいはちきれそうです。 ....
拳のなかで
石は砕けて粉と散る
返す言葉はどこにもなくて
....
細胞のひとつひとつが
ふつふつと沸騰しはじめ
身体ぜんたいが熱を帯びる
生きている ....
白いハンカチを
一枚買いました
うすいうすいハンカチで
....
死んでしまいたい夜に
みそ汁をつくる
干からびた大根のしっぽを
短冊に ....
ねむれぬ夜に枕抱き
布団のなかで寝乱れる
寝巻きの裳裾はだけては
さむいさむい ....
十六夜の月の下、夜の庭に釣り糸をさげ
きみと並んで話をしよう
安い焼酎をいつものように飲みながら
....
春を恋うように
遠いあなたをおもうのです
眠れぬ夜の午前三時
あたたかな布 ....
夜空にグラスかかげれば
茄子紺のよる揺らいでる
氷の隙間で三日月泳ぎ
する ....
花咲くその日待ちのぞみ
色づくつぼみふっくらと
ゆるり花びらほどきます
寝息きこえる夜明けまえ
白きひかりにつゆた ....
もがいてもがいて
ひたすらに生きようとする
死にたいと言い続けながら
ほん ....
恋月 ぴのさんの石田とわさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
背伸びして窓をふく
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石田とわ
自由詩
13*
12-5-12
夜を仰ぐ
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石田とわ
自由詩
8*
12-4-19
残骸を投げ捨てろ
-
石田とわ
自由詩
7*
12-4-9
春とひげ
-
石田とわ
自由詩
6*
12-3-15
トマトときゅうりの物語
-
石田とわ
散文(批評 ...
4*
12-2-27
言葉と祈りと拳のなかで
-
石田とわ
自由詩
12*
12-2-25
ささやく細胞
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石田とわ
自由詩
8*
12-2-7
白きハンカチ
-
石田とわ
自由詩
7*
12-2-3
大根が泳いだら
-
石田とわ
自由詩
8*
12-1-28
ひとり寝慕情
-
石田とわ
自由詩
7*
12-1-23
十六夜の庭
-
石田とわ
自由詩
5*
12-1-20
春に恋う
-
石田とわ
自由詩
4*
12-1-16
月逃げて
-
石田とわ
自由詩
8*
12-1-12
一夜
-
石田とわ
自由詩
7*
12-1-8
石を隠しもちながら
-
石田とわ
自由詩
7*
12-1-6
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