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レモン色のチューリップが
それは雨天のせせらぎであって
顔は飛沫(しぶき)をはじいていたのです
あなたは最初の花ですか
植物図鑑のはじめですか
あなたは「赤」のはずなのに
あなたの夢み ....
カキコ
ゆかりの詩人の指を一本拝借して詩を書いていたのですが
その指が痒いというのでクリップの先で擦ってやると
流れる血がまた詩の風貌に滲んできたので 調子にのって
ためしにインスタント珈琲を ....
やさしさを捨てる課題に明け暮れていた
あなたは拾ってとどけてくれた
誰にもはちあわない海底トンネルを失踪する野ねずみの惑乱、分岐点を走りぬけ迷宮のままどこかのダムが決壊する速度を待っていた。汚 ....
社内では社長がついに禁煙するというもっぱらの噂
シンジラレナーイ!(全員で)
でも何事も
まず理由が大事じゃないか
自分の健康
最近うまれた可愛い未来のためだろう
あるいは地球に住まう ....
鹿沼公園 梶ヶ谷第一公園 あさやら公園 じゅん菜池緑地
こうえんらはその下で ゆるく手をにぎってつながっているという
きょうも
ひとりの女(ひと)がだまってベンチに座ったままだ
こうえんは ....
「まるで地層」
頭上を滑るコンテナトレーラ層
は
さらに上空をよこたわり蛇行するモノレール層に見下げられている
地下層はたぶんなにもない
原っぱ
交差点にできたとうめい角膜のレイヤーだ ....
「はい、二五十円ね」
安さ(そこそこうまい)が自慢の弁当や
座って食べれる気さくなところ
小さな厨房は午前二時から真夏の修羅場で
汗と油と大さじ少々がフライパンのような熱でうたって踊る
....
せめて はいさぎよい
悔いにのみこまれてもその上に震えたつ
涙もかれた花のいろをしている
せめて はもとめない
とうめいになったからだで小さなものたちを拾う
どんなにこぼれても心のあ ....
恋月 ぴのさんの乾 加津也さんおすすめリスト
(68)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
レモン色のチューリップが
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乾 加津 ...
自由詩
14*
10-9-22
バッタ_(ご利用は計画的に)
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乾 加津 ...
自由詩
6*
10-9-18
過失も、贅沢なわたしたちのまえには
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乾 加津 ...
自由詩
4*
10-9-5
決意はいきる理由になれるか
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乾 加津 ...
自由詩
2*
10-9-1
公園の手
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乾 加津 ...
自由詩
10*
10-8-30
そびえたつ邂逅
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乾 加津 ...
自由詩
5*
10-8-26
弁当やの麦茶
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乾 加津 ...
自由詩
4*
10-8-18
わたしと__せめて
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乾 加津 ...
自由詩
16*
10-8-5
1
2
3
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