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甘えんぼな あたしは
あったかいひと
やさしいひとに
ふれると

ホワンとしたきぶんに
なってしまう

気を全開にゆるしてしまう

たまに失敗することもあるけど
猫の勘はたいがい ....
ここに戻ってきた

狭いけど おちつく
あたしのキッチン

安い焼酎の炭酸割りの
グラスをもって

シンクの扉によりかかり
へたり込む

このひんやりとした感じ
ほどよいスペー ....
あたしは 
しがないサラリーマン家庭の
家族

毎日の献立に数円の違いを見出し
家計を切り詰め 朗読に当てる

でも楽しい 自由だからココロは

出あったのは ひとりの人間としてのキ ....
深夜 ライブの帰り
ぼーっと ゆらめく半月に
見上げ つぶやく

飲み会で ふわふわした
足取りで着いた 
駅のエスカレーターの下

料理がしたくなくて
焼酎の炭酸割りを 口にふくん ....
あたしは
バンパイア

夜な夜な 赤い愛の血を
求めてさまよう

あたしのことを
愛してくれる
赤い血は

匂う 匂う
いい匂い・・・

今夜は キミか

かけ引きも大事 ....
15の時 演劇をやりたかった

が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った

戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから

その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ....
あたし型のポリ袋が
ころがってる

あたしは
それを上のほうから
ボーっとみている

あたし型のポリ袋は
律儀でかいがいしく
汗をふきふき
家事なんか
こなしている

それは ....
あたしにとっては
衝撃的な出会いだった

あたしのキモチは
反転し
燃えあがり
熱くなりすぎた

じれるような日々
会えないつらさ

つのる愛しさ

無機質でも
あたたかい ....
涙は無尽蔵のあるものでは
ないらしい

泣きはらした夜を過ぎ
涙は 枯れた

ひとまわり
ちいさくなった輪郭

はっと
我にかえり

手鏡をのぞき
ローションパックをする
 ....
あと10日で
あたしの生まれた日が
来る

もう
嬉しくもない年だが

1年に一度
この日は
母に 感謝の電話を入れる日に
している

なぜなら
遠いこの日
あたしは産まれ ....
あたしは
きょうも あなたの
匂いのする
あたたかいぬるま湯のような
ベッドの中で
ウトウトと眠った

下腹にくらった
鈍いキミのパンチは
じわじわときいてきて

気がそぞろにな ....
思い立って
あたしは

東京の山
奥多摩へと向かった

目指すは滝

滝に打たれたかった

少し前 ブログ仲間が
滝業に行ったことを
アップしてあり
興味がわいた

そこ ....
兄夫婦が別居婚となった

義姉はひとりマンション住まい
兄は 母と同居

20数年前
見物人も出た
ピンクの豪邸は
人手に渡った

あぁ またやられた

兄といっても
双子の ....
思い出す

女子高生の頃
道路に急に出てきた
サッカーボール

ボールを拾いに来た
利発そうな小学生

”ありがとうございます”
そうていねいに挨拶してくれた

なんだか とっ ....
6.3キロの巨大猫を
ギュッと 抱きしめる

もう 中学生になって
しまった
ひょろ細い娘を
ギュッと 抱きしめる

自分で 自分を
抱きしめる

ギュッと ギュッと

でも ....
あなたと 
手をつなぎたい

光る新緑の下で

あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る

あたしは
もっと やさしくなれる

そして
あなたの
 ....
家の夢を見る
なんども なんども

ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家

あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる

とても おちつく
木の匂いの ....
この春の終わり
愛猫 そらは

臭腺破裂という
見た目もかわいそうな
おしりを真っ赤に
血に染めた
外傷にみまわれた

抗生物質をブチュッ!と
打たれ
薬をひたすら 猫カリにまぜ ....
マイケル ジャクソンが
大きなトレーラーで
家の前に現れた

えっ?

トレーラーいっぱいの
彼の衣装や雑貨類を
売って欲しいという

全部 チャリティーに
するそうだ
世界の ....
嫌な品物、「ゴルフバック」だ。夫の秀太郎が、いつもゴルフ場から送ってくるのだ、この15年で何回受け取っただろう。ミサキは嫌々印鑑を押す。
 奥のクローゼットまで引きずるように、持っていくのも一苦労だ ....
日々 生きている

毎日の雑用に流されながら
悩み 喜びを交互に感じながら

生きることは 理屈ではないと
思っている

子育ての時期は
自分を忘れて
子供たちに 愛情をそそいだ
 ....
故郷のある街には
とても 不似合いな
未来都市

さいたま新都心

そこに
ジョン・レノン・ミュージアムはある

もう開館10年
じきに閉館となると聞き
あわてて 訪れる

 ....
人生 ケ・セラ・セラよ
母の口グセだ

以前のあたしは
母のこの言葉の意味を
斜めからみていた

もっと 真剣に生きろよ

若かったあたしは
そう 思った

いつも一生懸命
 ....
生まれ育った
広い平野と
中部を仕切る
大きな 雪をかぶった山脈

初めてその山脈を目にしたとき
なんて 綺麗なのかと思った

だが
次第にその山脈は
あたしのココロに迫り
のし ....
たいせつにしていた器が
次から次へと割れていく

新婚当初
好きで集めた食器類は
ほとんど
もう 手元にない

あるのは
景品でもらった
食器ばかり

家庭の象徴
食器

 ....
迷い込んだ 
恋の魔宮殿

入り口はあっても
出口がわからない

毎夜
キミのことを思い
魔宮殿をさまよう

痛い 痛い・・・
あたしの心臓
あたまはキミでいっぱい

でも ....
気づかぬように
ゴルフに行き

気づかぬように
帰宅した相方が

また 洗濯物を回している
音で目が覚めた

うざい うざい
目覚めたくない

あたしは
倒れこんだベッドで
 ....
愛すべき友よ
友たちよ

あたしには
君たちが
必要不可欠だ

この1年で
個性的で
魅力的 魅惑的な
友が数々できた

うれしいことだ

まさか
人生半分を過ぎようとす ....
愛猫そらが
臭腺破裂の外傷を負った

真っ赤に染まった
お尻に気付き
あわてて 
動物病院に駆け込む

”この傷はねぇ、
外を走り回っていた
猫ちゃんたちには
ない病だったんだよ ....
欝になり
しばらくして
料理をすることが
困難になった

そして この10数年
簡単な料理以外は
作らなくなった

末の子は
あたしの手料理の味を
知らずに小学校にあがった

 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あったかいひと- 森の猫自由詩13+*10-7-28
キッチンにて- 森の猫自由詩8*10-7-25
どこにもいかない- 森の猫自由詩6*10-7-10
な・ま・え- 森の猫自由詩3*10-7-3
バンパイア- 森の猫自由詩4*10-6-27
女優- 森の猫自由詩6*10-6-22
あたし型のポリ袋- 森の猫自由詩3*10-6-19
しずかに恋して- 森の猫自由詩5*10-6-15
枯れた肌に- 森の猫自由詩1*10-6-12
誕生日- 森の猫自由詩4*10-6-8
パンチとぬるま湯- 森の猫自由詩4*10-6-5
滝業- 森の猫自由詩4*10-5-27
別居婚志願- 森の猫自由詩3*10-5-27
たとえばキミが- 森の猫自由詩2*10-5-22
抱きしめる- 森の猫自由詩2*10-5-18
ぬくもり- 森の猫自由詩3*10-5-16
- 森の猫自由詩5*10-5-12
猫の恩返し_かな?- 森の猫自由詩5*10-5-9
ガレージセール- 森の猫自由詩4*10-5-9
ゴルフバック- 森の猫散文(批評 ...2*10-5-7
生きてゆくこと- 森の猫自由詩3+*10-5-5
Yoko_と_Youko- 森の猫自由詩5*10-5-3
ケ・セラ・セラ- 森の猫自由詩6*10-4-30
山脈- 森の猫自由詩5*10-4-26
壊れる- 森の猫自由詩1*10-4-21
魔宮殿- 森の猫自由詩1*10-4-16
喧騒- 森の猫自由詩4*10-4-14
朋友たち- 森の猫自由詩3*10-4-11
ニャンデ・ライオン- 森の猫自由詩2*10-4-7
キッチンドリンカー- 森の猫自由詩4*10-3-30

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