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 昨日の昼ご飯
 道ばたに咲く花
 バカ騒ぎのパーティー
 思春期の悩みごと
 原油の流出事故
 通勤中の出来事
 
 何でもかんでも飲み込まれていく
 巨大な空間
 記憶の引き出し ....
 何でもかんでも
 捨てられないのは悪い癖

 あのときの手紙まで

 いまさら、出てくる 引き出しの奥から

   すがりつく、わたし
   逃げ腰な、あなた

 ずるさが 今な ....
 どれが当たるのか
 さっぱり見当がつかなくて
 とりあえず手元の教科書と資料集と問題集を詰め込んで
 いつものかばんからもう一度出して
 リュックに詰め替える
 テストの日の朝

 一 ....
 家族を思う言葉は
 どうしようもないくらい陳腐

 体だけには気をつけて
 無理をしないで
 母からの電話の結び

 遠く離れてみると
 ありがたさに気づきました
 初めてのひとり ....
 ささやかな
 雨がぬらす
 静かな窓辺
 くぐもった視界の向こう
 よぎる虹のような

  幸せは必ず去っていくもの
  いつしか身についた予感
  過去の体験が人を作るという
  ....
 誰かに呼ばれた気がして
 振り向くと
 イチョウの木が灰色に
 ざわめいている
 その名前で呼ぶ人は
 もういない
 私は誰にも
 愛されていない

 駆けっぱなしのパーマは
  ....
 くぐもるようなにおいはそのまま
 3年ぶりの東京
 深い深い地下鉄の 駅へと深く
 
 あなたの後姿 必死で追いかけてた
 手を伸ばせば届きそうなのに
 邪魔をしたのは 買ったばかりのハ ....
 まっすぐ流れる川の向こうに
 大きな病院はある
 窓の灯りはみな消えて
 無言のままそびえたつ
 月あかりがわずかにもれてくる病室で
 眠れない乳がん患者が
 隣のベッドの寝息を数えてい ....
 夏の灯に魅せられて
 たくさんの蝶や虫たちが
 集まってきた
 蒸し暑いホームで
 営業を終えた若いサラリーマンが
 冷えたアクエリアスを ごくり と飲んだ

  ジイジ ジイジ
  ....
 私は 愛する人に 出会った
 私は世界を突き抜けた

 あなたの腕の中で
 原点の私に還る

 私はそこで生まれ
 おそらくそこに還る
 悲しみを何度も浄化し
 研ぎ澄まされた透 ....
約束の日が待ち遠し 指を折り 折々君への思いも募る

効率という言葉から程遠く 君待つ時はただ過ぎていく

募らせて逢う時のため凍てついた手足の固さ心に刻む

玄関に近づく足音聞きながら  ....
 考えないで走る ひとつのことを思って走る
 立ち止まったら最後 二度と走れないかもしれないもの
 考えないで走る ただひたすらに走る
 迷ったら最後 時の迷路は永遠
 それでも感じてる ほて ....
恋月 ぴのさんの伊那 果さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サイバー・ブラック・ホール- 伊那 果自由詩210-6-26
レンズ- 伊那 果自由詩309-12-5
テストの日- 伊那 果自由詩1+09-11-16
家族の風景- 伊那 果自由詩3*09-11-10
幸せの陰- 伊那 果自由詩109-10-28
- 伊那 果自由詩209-10-16
東京の月- 伊那 果自由詩309-10-14
失われた胸- 伊那 果自由詩409-9-3
蝶の舞- 伊那 果自由詩609-8-22
孤独の島- 伊那 果自由詩608-4-16
悲しみよ_こんばんは- 伊那 果短歌508-3-11
走る- 伊那 果自由詩3*08-2-23

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