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なんだろうね 人間て
こんなに頑張って こんなに努力して
それでもダメなときがあるんだよ
冷たくなった僕の頬を
熱い熱い涙がつたっていく

こういうのを不条理と人は言うけど
きっと誰かが ....
sadame『可逆』 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=167904

 この詩は、紙の可逆性を見た作者が、変化した自分の頭蓋骨の中身が果たしてこのように ....
すとんっと落ちた釣瓶の井戸に響くあっという間の出来事の
外はもう闇
急に冷え込む閉店準備の店内で
夜には強すぎる冷房で涼む集積回路
ホッとしながら「もっともわずかな安堵の時期である」と言った
 ....
お月見団子を作った。
ついでにお月見にちなんだ話を一つ。

その昔、十五夜にお月見をすると…
十三夜(10月11日)にも同じ場所にてお月見をしないと
それは「片見月」と言って縁起が悪い ....
毎日が閉じ込められて過ぎて行くので
こんな時は元気のいい男の子にあこがれるものです

彼のポケットに入って
やぶけた穴から外を見てみたい
木登りやブランコ、くさっぱらに寝転がって
空を眺め ....
蒸す夜の リージェントホテルの地下
急な階段を降りると 黒い扉が開く
すっとした冷気と
スモーキーな空間に吸い込まれて
おもわず{ルビ噎=む}せてしまうほどの

カウンターでバーボンコーク ....
明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ....
あの螢祭の夜
ミルクの河 渡った
ボクの手が少しギュッとして
キミは 痛い 顔を{ルビ顰=しか}めた

力の加減を知らない
ボクを許して
少し折れてしまった指

キラキラしながら
 ....
実験的に無駄を省いたら
風も 木も 波も 空も 木霊も
みんな みんな 同じリズムで
繰り返している

少しずつズレていくのは
それが少しだけ違う音になって
だんだん 少しずつ変っていく ....
キャラメルが食べたい 苺のシロップがけも
それから、たまにはコーヒージェリーもいいな

こう毎日毎日マクロビばかりではたまらないよ
お菓子の中に埋もれて眠りたい

タイトでひらひらのL'E ....
揃いの浴衣 鼻緒の赤
ミルクの河に浮かぶ きっと螢

源氏と平家が 仲よく飛び交うなんて
霊的な 絣の紺みたいです

(アトミックボムのランドマーク
鐘楼流し と間違えた外国人の夫婦の涙 ....
ケンカして さよならしたね 意地っ張り
百年経ったら キスしよう

タンスから わたしの写真 眺めては
涙してると おばあちゃんから

一度だけ 空のメイルが 届いたよ
返信しない 返信 ....
キラメく 水を飲む朝の
ゆっくりとした 点滅球が
ぼやけて見えない

白 いイヤホン で 遮る笑い声
雨粒の 微動 もしくは波形
ぼんやりと眺める

踏まれている 足の痛み
知らない ....
プール清掃の前 ヤゴ捕り大会があって
捕まったヤゴたちは巨大なペトリ皿に移される
ヤゴはそれぞれの教室に置かれ、トンボになるまで観察される

子どもたちが最初に目にしたのは、なんと共食いだった ....
院からの態度のデカい実習生
ツンツン頭を嗜められた
合コン来てるんじゃないんだぞって

気にする様子は無さそうで
焦点の合わない目で校庭を見ている



おせっかいな協力者
善意と ....
ケータイで 読んだフレーズ 気にかかる
いくど探すも 何処に消えたの

その言葉 ピカリと光る 青銅の
雨粒の音 悲しみに暮れ

夢だったの 空ろな思い 宙に舞う
思い出せない 余韻が残 ....
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
自分が産んだ卵を
次々に割ってしまうメンドリさん

時々は硬い殻を持った
自己防衛のヒヨコちゃんが生まれ
メンドリさんはヒヨコちゃんを突いて
あわれなヒヨコちゃんは
醜く変形しながらも逃 ....
小花の、シナモンとマーブリングしている
庭先で教科書を開くキミの紅茶
ユルユルした{ルビ蜉蝣=かげろう}になる朝

キライなともだちのプリクラ
姉妹の関係に似ている 笑顔
笑顔笑顔笑顔 ....
?値の概念
きっちり敷きつめた箱
早回しの時計
生まれたばかりのドットに侵略
引き裂かれた白地の残骸

曖昧なグレイの幸福
水色の融合
ユデタマゴを食べる風景

ピンクの破壊
極 ....
名前など 関係ないわ 字があれば
あなたの想い 伝わればいい

匂いとか 囁く声も 二次元で
横スクロール 上には行けない

なんとなく ただなんとなく なんとなく
ああなんとなく なん ....
上野森 美術館へ 急ぐ路
ロックンローラー 踊る広場で

数学の ロジック並べ 語る人
うんうんと聞く キミの憐れよ

キムラくん もじゃもじゃあたま セットして
ワックス固め ウーピィ ....
ボクらの世界は相変わらず何も変っちゃいないさ
キミ、ボクの声がきこえるかい?

選ばれていったキミ、闘いの日々だというじゃないか
大丈夫か?体など壊していないか?
誰よりも強いキミのことだか ....
軒並べ 間口狭いが 細長く
敷居積んでは 打水ピシャリ

おもて顔 作り笑顔に はんなりと
高い反物 そろばん弾く

白い頬 真紅の紅が {ルビ艶=なまめ}かし
夕暮れ染めて {ルビ俥= ....
ランラ ランラ ラン
ランラ ラララ ラン

ランララン ランララン
ランラ ラララ ラン


手をつなごう キスをしよう

ランラ ランラ ランララン
ランラ ラララ ラン

 ....
{ルビ山菜=やまな}摘み 岩清水にて 菜を洗ひ
水小屋入りて 蒸し煎じする

トントンと 微かに叩く 音すれど
何人おらず 風の{ルビ音=ね}なるか

煎じ薬 竹筒詰めて 持ち帰る
真暗 ....
こんがりと焼けた茜に
今宵あなたとニコーラへ

とろりと滴るバターの琥珀
バジルで装うゴルゴンゾーラ
ギンガムクロスに灯るオイルランプが
ゆらゆら ゆらゆら ゆらめいて

窓から見える ....
サラリーマン 足だけ歩く ココロ置き
軒先干され 風に揺れてる
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
やわらかいサクラ木のチップを踏みしめるとつんとして春

子犬の茶色い足首が白くかすむ雲の春


おとーさんは今日も仕事です

わたしはキレイを集めて花束にします


オツカレサマ
 ....
恋月 ぴのさんの西日 茜さんおすすめリスト(60)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間泥棒- 西日 茜自由詩10+*08-10-12
共感と反駁と- 西日 茜散文(批評 ...6+*08-10-9
6CO2_+_12H2O_→_C6H12O6_+_6H2O_ ...- 西日 茜自由詩17*08-10-5
お月見夜話- 西日 茜散文(批評 ...7*08-9-15
退屈な暮らし- 西日 茜自由詩18*08-8-14
UNDER_GROUND- 西日 茜自由詩13+*08-8-4
夏蚕- 西日 茜自由詩19*08-7-17
ミルキーウェイ- 西日 茜自由詩17*08-7-7
ミニマル- 西日 茜自由詩16*08-7-4
DIET- 西日 茜自由詩8*08-6-28
螢祭りの夢- 西日 茜自由詩8*08-6-25
ふたつ違い- 西日 茜短歌7*08-6-21
詩が生まれるとき- 西日 茜自由詩16*08-6-12
ヤゴの飼育- 西日 茜自由詩13*08-6-11
WEEKDAY_STORYS- 西日 茜自由詩7*08-6-7
キミの詩の- 西日 茜短歌5*08-5-31
雨宿り- 西日 茜自由詩18*08-5-31
白鳥さん- 西日 茜自由詩6*08-5-29
MY_SWEET_HOME- 西日 茜自由詩11*08-5-21
テーブルクロスの上で- 西日 茜自由詩8*08-5-18
無名の人- 西日 茜短歌6*08-5-16
興ざめ- 西日 茜短歌2*08-5-13
シリウスの海- 西日 茜自由詩10+*08-5-10
京町拙歌- 西日 茜短歌4+*08-5-6
五月のうた- 西日 茜自由詩9*08-5-2
遠野拙歌- 西日 茜短歌7+*08-4-20
ピッツァ・ニコーラ- 西日 茜自由詩9*08-4-17
ココロここに在らず- 西日 茜短歌4*08-4-9
ウルフ- 西日 茜自由詩13*08-4-5
キレイな春- 西日 茜自由詩9*08-3-22

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