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靴をぬぎすてて
乾いた道を疲れるまで
進んできた
僕は裸足が好きだ。
裸足で土を踏みしめるのが
好きだ。
ときどきうめき声をあげさせられる、
そのふいの痛みが、なにか重大なことのレッスン ....
林檎のジャムを一瓶、食べてもいいと
いわれたような気がした
大人みたいに好きなだけ、起きていてもいいと
いわれたような気がした
明日も、あさっても、その次の日も
ずっと日曜日みたいな気がした ....
ピアノはなんともつれないやつ
思いどおりになんて
とうてい弾けない
僕の指ときたら
からまるか、つっかえるか、へたれこむか
あつかましかったのだろうか
だが、
初心者用にアレンジされ ....
小学生くらいの
子供の
こころが透けてみえたら
大人はいうだろう、
ばかだな、
そんなどうでもよいことで、なにを、悩んでいるんだ、と。
ふりかかるひとつひとつを
わざわざ両手をひろげ ....
だれよりも
上手にできることは
よいことですか
きらびやかで烈しい舞
なめらかに、ひとつのまちがいもなく
うたうように、ひたすらのぼりつめてゆく
けして息ぬきなんて
できない
みん ....
「かたまるな、走れ」って先生の声
ほっとして立ち上がる
さなえちゃんを蹴飛ばしちゃったら
泣いちゃったから
あ、またあの感じ
透明になる感じ
太陽がわたしの体をすけすけにして
なにも ....
喉が渇いて
二階からおりてきたら
リビングには夫がいて
やっぱりテレビをみていた。
最近、休日はずっと
テレビばかり。
ときどきビールとかコーヒーとか
のみながら。
夫の部屋はないから ....
みあげると
君はまた
頂上にいて
ぴかぴか光りながら
もう
そこからおりることしか
考えていない
君は
太陽の冠を
いともあっさりと
ぬぎすてる
なにがいいの?
風 ....
ただひとつ思い出を選べといわれたら
私はあの日を
傘をさした母と
手をつないで二人駄菓子屋まで歩いた日を
選ぶだろう
この世に完全な幸せがあるとしたら
きっとそんな遠い日の
小さ ....
君が声をあげて駈けてゆく
たくさんの声のなかから、私はたった一つの声だけに引き寄せられる
どこへいくのか、
だれとなにをしているのか
気になるのは君が楽しいかどうかだ
いやな気持ちを味わって ....
母親が
名前をよぶ
大きな声で
どこからそんな必死な声がでるのか
あなたの姿がみえないからだ
名前は名前
どれほど
かわいくても
どれほど
しゃれていても
どれほど
字画 ....
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(41)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
コンティニューム
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美砂
自由詩
7*
07-6-19
わたしのそばにそれがきたとき
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美砂
自由詩
4*
07-6-13
四十の手習い
-
美砂
自由詩
5*
07-6-8
けだかさ
-
美砂
自由詩
5*
07-6-7
えらばれた人への哀歌
-
美砂
自由詩
6*
07-6-1
モーツァルト_ピアノソナタ_kv570_より、第一楽章
-
美砂
未詩・独白
5*
07-5-29
休日
-
美砂
自由詩
11*
07-5-24
滑り台の下で待っている
-
美砂
自由詩
4*
07-5-18
幸せ
-
美砂
自由詩
4*
07-5-10
息子の声
-
美砂
自由詩
4*
07-5-8
名前をよぶ
-
美砂
自由詩
7+*
07-5-5
1
2
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