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黒潮の呻き声の中に
僅かな光を探し求めて
何時間も何時間も
その有機的な水を
掬ってはこぼし掬ってはこぼす
両手が潮負けして赤くなるまで
強く照りつける太陽に
涙が頬に張り付いて塩に ....
春が訪れて
桜の花が優雅にひらく
一方 私は
どんなにその絢爛さを愛でてみても
開き誇れる蕾をもたない
春が訪れて
{ルビ蒲公英=たんぽぽ}の種が風にさらわれる
一方 私は
....
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(2)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
室戸岬
-
たのうち
自由詩
4
08-4-17
彩春
-
たのうち
自由詩
2
08-4-13
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