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若草色に綴じこめた瞼のうえから
わずかに身をのりだして夜明けを待つ
もう　冷え切った息を止める必要もない
もう
五月だから

去年の金魚
紅い軌跡を残したまま闇に　.... １．“僕たちは物語を作るためにこの星にやってきた（独白）”

誰もが星の子供なんだって
誰が言ったか
もう忘れてしまった
何しろ
この街には夜なんてないし
したがって星な　.... この手紙があなたに届けばいいと思います。
お元気ですか。


こちらでは、毎日少しずつ、何かが消えていきます。
壊れるとか、崩れるとかいうのではなくて、
昨日までそこにあったものが、今　.... 地下道で出会ったあの子は
身体の周りに薄赤い魚を
泳がせていた

着ていたのは薄い綿のシャツで
ローリングストーンズの唇　臆面もなく舌を
突き出していた

タンゴのリズムで十まで数　....
恋月　ぴのさんのUtakataさんおすすめリスト（4）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「五月」- Utakata自由詩508-5-27
祈りは星に- Utakata自由詩208-4-6
Country_of_last_things- Utakata自由詩608-1-10
ピアソラ- Utakata自由詩507-6-9
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