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「水流の果て」



鼓膜をふるわす深緑の葉音
幸せな季節のうららかな羽音

流れる

幾何学をまとった馬車の轍の下で
土の動物の思惟と哲学は時に溶けゆく

地球の宴には
 ....

おもくながい 風は
淀んだ空気を気だるくふるわせながら
駆ける一輌の列車の脇で寛いでいるように思える


浮ついて上気した 私は
正気に戻ろうと
よろめく身体を夜の灯に預け
轍 ....
恋月 ぴのさんの古河 セリさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水流の果て- 古河 セ ...自由詩307-6-9
帰路- 古河 セ ...自由詩7*06-8-6

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