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あなたへの気持ちを
文字数にすれば
あふれてきっと
あなたは
読めないだろう

あなたへの思いを
詩にすれば
ナルシストなんて
きらいよと
いうかもしれない
もう書いたけど

 ....
涙の屍を越える時
人は何を見るのでしょう

もう
美しくはない涙に問うても
答えはせず

青春を賭けて輝こうにも
この地の青春は
みな死んでいる

踏み越えて
駆け抜けたその先 ....
水の上に
君の名を書く

綺麗に流れて
心に染みた

涙溢れて
湖に
白く煙る想いは
音声を奪う

つないだ手に
刻(とき)は割れ

言葉はすべて
星になり
行く先を照 ....
揺れる

ただ君の
それは僕の

ざわついた木々

風に吹かれて言の葉いずこ
塞ぐ唇

君を浮かべる
心の


揺れる


掴む腕
生きてきた
ということと
生きる
ということを
つなぐ接着剤を探してみた
奇妙なことよと
笑われた

愛だの恋だの
言葉を環にして
誰かの指に通してきたけど
水に濡れた紙のように ....
この思いを
咲き誇る花に受粉する

花弁はすべて地に落ちて
見慣れぬ果実が
姿を見せるだろうときに

あなたがその実を口にすれば
ほろ苦く

思いの核も同じように地に落ちて
あな ....
ある友の言う
珈琲にミルクを入れる様は白と黒
疑惑の暗喩と

砂糖は誤魔化し
甘い甘い誤魔化し
それは採りすぎて壊す身体

珈琲に訪ねてみたが
答えはせず
疑惑の黒

豆物を ....
あなたをおもうとき
僕は
思う ではなく
想う を使いたい

「相」と「心」で「想」の字
相は「あい」であり「合い」
そして「あい」はまた「愛」である
互いの心でおもうことが
「想う ....
人生を
長い坂に喩える人がいる

きっと僕もその長い坂にいるのだろう
どのくらいの地点かはわからないけど

どうして登るの?
と聞いてみたくて見渡した

登山家みたいな人が近くにいた ....
悲しみにくれるとき
いつも夕焼けを見つめていた
悲しくて涙が止まらないとき
いつも月が輝いていた

夕焼けの向こう側や
輝く月の世界に行きたくて
行けない自分がまた
やりきれなくて
 ....
白日の世界に跪くわたしに
昏々と降り注ぐ言の葉は
もう
何も見なくてすむようにと
眩く光る

泣きたくはない
あの人の笑顔を焼き付けるため
でも
言の葉も 涙も
それを許してはく ....
ある人が君に言った
愛というものはダイヤの原石
諦めずに磨き上げなさい
今投げ出せば
唯の石ころ


そして君は
僕にこう言った
愛は綺麗で美しくなければ
誰も価値を見出さない ....
悲しみを慈しむ
それは

生きてあることを悲しみ
老いてゆくことを悲しみ
病に倒れることを悲しみ
死に別れることを悲しむ

その悲しみに
打ち震える人を
慈しむこと

そして
 ....
涙が嫌いでも
泣かずにいられないときは
雨に打たれに飛び出そう

雨の歌声に
君の嗚咽はかき消され
雨の雫に
君の涙は雨になる

君が泣いていることは
雨しか知らないから

だ ....
愛情なんて贅沢だ
と書かれた紙切れが一枚
くしゃっと
捨てられて

愛情が贅沢だから
愛情と書かれた紙切れも
きっと贅沢なのであって
そして
その贅沢な紙切れをくしゃっと捨てる行為も ....
僕の顔が
不細工なのはさ
きっと君が悲しみに暮れるとき
君を笑わせてあげるためで

僕が斜頚なのはさ
どうせいつも君の事
考えすぎて
首を傾げすぎるから
神様が気を利かせてくれたんだ ....
僕が最近
涙を流すのは
祖母の痴呆が悲しくて
ではなく
きっと
地球の砂漠化を防ぐため

やりきれない感情に
心が沸騰してるのも
温暖化のせいだろう

きっとそうに違いない
人は何のために
生きているのでしょうと
涙する君に

指で一筋
零れる心を
そっと拭う

こんな僕でも生きていれば
一粒くらいでも
君の涙を
拭ってやれるから

そう
囁い ....
チクタク チクタク
時を刻む音
玉葱を刻むようにかな

過ぎた昔も
まだ見ぬ未来も
チクタク チクタク
刻んでしまおう

でも人間は
案外にお間抜けだから
切り損ねたネギのように ....
空がこんなに青いからって
自分を責めることはないさ

世間が眩しいからって
君がいないほうがいい
なんてこともない

握り締めた土くれには
君の跡が残る

降りしきる生死の中
涙 ....
あの人の
名前を呼びたくなったなら
音にはせずに
水に書くよ

岩に刻まず
砂に描かず
水に書くよ

すぐに流れて
この世から

思いは水底に
叫びは水面に

波紋は ....
キスなんて忘れたから
接吻でいい

デートなんて忘れたから
逢引でいい

結婚なんてしたことはないから
土にでも埋めてしまおう

恋人なんて久しくいないから
変人とよく書き間違う
 ....
僕の心の奥底には
握り締めた拳が一つ

君の名前か
君の姿か

生まれる前からその中に

未だにその指一つでも
開いてみようと
したことはない

君が誰と知れぬまま
拳が開く ....
現れては消えて 人も恋もメロディーも
悲しみの涙で描いた絵画も 彼方

記憶の奥を飾り立てて
切なさに

ため息の白く煙る中に見るものは
かつての希望か絶望か

あなたへの言葉は  ....
君のその 弾けるような笑顔があれば
世界に終わりはないだろう

黄昏色の君は キラキラと輝いて
寄せては返す 喜びの波間に 足を浸す

打ち寄せる波が 君に歌う
祝福の歌 クリーム色 ....
告白それは
あなたの心が欲しくて あなたの心臓をつかみ出す行為
残ったものは
白い雪の上に飛び散った真紅の失恋と
あなたの喪失

恋人
寂しさを埋めあうように肌を重ねた二人
その温も ....
外ってなんだ?物理的外界か?心理的外界か??
自分の外ってなんだろう

光が強ければ 影が濃くなる
ものを考えすぎれば動きが取れぬ 考えなければ生き残れない
言葉で人は救われもしない しかし ....
「世間」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 他人が知る「自分」

「日常」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 自分が知る「自分」

「不可知」なる濾過器を使えば
そこにいるのは 本当 ....
心が渇かぬように君は 氷のオーラを身にまとう

それは君が流した涙
涙のオーラ

砂漠では生きられないからと 君が選んだ氷の世界は
しかし砂漠と同じで

夕日に光る砂漠が美しいように  ....
感情にも質量があるのだとすれば
あふれ出る涙は感情の質量の飽和
涙がしょっぱいのは 
我らが海から来た証拠

大気中でも飽和した質量でこぼす涙が雨と呼ばれる
ひょっとしたら 
大空にも感 ....
恋月 ぴのさんのアマル・シャタカさんおすすめリスト(94)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ため息の数- アマル・ ...自由詩406-3-9
屍を越えて- アマル・ ...自由詩406-3-7
静流歌(しずるうた)- アマル・ ...自由詩606-3-4
浮舟- アマル・ ...自由詩906-3-3
間隙を縫うには- アマル・ ...自由詩1206-2-28
凍衷花想- アマル・ ...自由詩7*06-2-26
疑惑の色談義- アマル・ ...自由詩506-2-25
おもう- アマル・ ...自由詩7*06-2-20
長い坂- アマル・ ...自由詩906-2-18
居場所- アマル・ ...自由詩6+06-2-16
白い悲劇の果てに- アマル・ ...自由詩7*06-2-13
対話篇- アマル・ ...自由詩8*06-2-12
慈悲の白蓮- アマル・ ...自由詩5*06-2-10
優しく濡れて- アマル・ ...自由詩7*06-2-5
夢のともし火- アマル・ ...自由詩8*06-2-2
斜頚- アマル・ ...自由詩406-1-31
偽装- アマル・ ...自由詩406-1-29
生きる意味- アマル・ ...自由詩806-1-28
チクタク_チクタク- アマル・ ...自由詩506-1-22
僕は思うから- アマル・ ...自由詩1106-1-20
永遠の胸- アマル・ ...自由詩13*06-1-18
ふみ- アマル・ ...自由詩5*06-1-17
- アマル・ ...自由詩305-12-24
砂の記憶- アマル・ ...自由詩205-12-15
クリーム色のうた- アマル・ ...自由詩205-12-8
雪が降る- アマル・ ...自由詩205-12-6
宇宙論〜生命樹〜- アマル・ ...自由詩3*05-12-1
濾過器- アマル・ ...自由詩3*05-11-30
氷のオーラ- アマル・ ...自由詩505-11-29
涙論- アマル・ ...自由詩505-11-23

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