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夏は逝くのだと思う

春や秋冬は毎回 同じものが回っているのに

夏だけは毎年燃え尽きてしまうのだと思う

少年の肌や少女の心に深く爪痕を残して

印象づけておきながら

潮のよう ....
辺り静かな湖の桟橋に
腰掛け夜明けを待つ少女
膝下はひんやりと水に包まれて
 いえ、包まれてと言うよりは
爪先からするりと湖面を砕き突き進む
清々しい南極船のような光景でした

掻き回さ ....
くるくるふわり
光が舞い踊る胸元
こげ茶色の滑り台は
ほのかに甘い花の香り
顔を上げる度軽く跳ねる
螺旋の中心に隠す恥じらい
夜が近づくにつれやがて緩み
あなたの手で掻き分けられ遂に
 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
亡骸- 椎名乃逢自由詩5*05-9-20
泡沫- 椎名乃逢自由詩2*05-9-19
螺旋- 椎名乃逢自由詩4*05-7-17

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