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水底に置かれて
屈折した空を見上げては
ただの黒い点となって
あぶくを吐きつづける私は
その蒼に抱かれながら
浄化という名のもとに
この躰を満たしながら
還りましょう 雨に
....
息を
わたしたちは潜めて
東の空の彼方から
春がやって来るのを
待ち侘びていた
夜明けに
うすい紫の風が
わたしたちの
頭の上を撫でながら
通り抜けてゆくとき ....
ノクターンさんの落合朱美さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕顔
-
落合朱美
自由詩
31*
06-5-29
春はあけぼの
-
落合朱美
自由詩
40
06-3-3
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