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いたいけな こ を
いだくなら
いたみなど ない

いだくなら
いだかれてしまうから
いだいな なにかに
この星の何人かは
ちいさめの正方形の紙を見かけると
戦争が終わった後だというのに
戦争のせいで病み 快癒を折り紙に託しながら
亡くなった少女のことを思い出す

紙の角と角を 合わせて
鶴 ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
【記憶の塩漬け】
 



すべての壁は白い  それぞれの壁が白さの中にも蔭を落し
直線で構成された 迷路
一陣の風がふいて 一粒一粒の白砂が
皺やよじれとなり集まり
 ....
こしごえさんのるるりらさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いだく- るるりら自由詩1124-5-12
花束と折り鶴が少しだけ風に揺れる、ように- るるりら自由詩9*20-8-7
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
【音】塩時計には音がない---三篇のオムニバス- るるりら自由詩15*13-9-20

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