すべてのおすすめ
  いなむ
  豆のかたちに
  言葉が 易く裂けていく

  わたしは かたくなだった
  わたしは 虚ろだった
  だれかの影のような 夏
 菜の花を食べて
 咳きこんだ


 あの日の熱は
 そのあたりに置いてある
 曇り硝子
 ロー・テーブル


 けれども 一体どこなのだろう
 ぼくはきみを見たことがある
 ....
こしごえさんの草野春心さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裂ける- 草野春心自由詩325-9-4
菜の花- 草野春心自由詩620-5-17

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する