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暑い

日常を紡ぐ事が
半ば義務となり
私をジワリと浸食していく

拒み放り出したくなる気持ちや
上手くやりこなしたいというプライド

足場がぬかるみ
息が詰まった
 ....
「決まったよ。」

静かな一言を受け
静かに頷き返した

音もなく
広がる波紋を見つめ合う

乾いていく唇を
そっと潤して
言葉には出来ない想いを
目尻に光らせた ....
水面に映る美しさに
手を差し伸べては揺れ壊す

水面に映える輝きに
小石を投げ入れては揺れ壊す

触れてみたいと
つく溜息に
水面はさざめき
揺れ乱れる

感じてみたいと
流す ....
つつき割る事を
あきらめたのか
雛は
まるく
まるく
丸まっている

身体は否応無しに育ち
卵の殻は変わらない
身体に合わせて
大きくは
なってくれない

その身の大きさに気 ....
雫が
紙に落ちる
そこだけ
ワントーン暗い

絵の具を乗せると
じんわり
滲んで
やんわり
色付く

涙が
零れて
心が暗くなったら

あなた
私に
優しい色を
滲 ....
手に入れる。などという言葉を使うの?
手に入れた。という確証は何?

手の内のものはそれでぬくぬくしているの?

手に入れる。を始点にして
君が望む永遠は
得られるものなの?

永遠 ....
夜空に輝く月の光は

太陽に満たされた光だ

光とは

此処から離れた場所で

此処とは違う時空で

知らず与えられるのかもしれない

溢れてしまうまで

誰にも・・・自分 ....
言葉が心を離れて
自分から遠ざかっていくようだから
文章は苦手だと
そんな事をいう人や

正しく使わないといけないのなら
もう 何も話せやしない
そんな風に投げやる人や

言葉重ねて ....
人との距離は
危うく計りにくい

器用が良いわけでなく
不器用が良心的でもない
礼をつくすばかりでは面白みもなく
愛を語るばかりでは生ぬるいだけだ

道に迷って
迷って迷って
辿り ....
祖母から母へ
母から私へ
結婚前に伝えられた言葉

「女として幸せになりなさいね。
    (私には得られなかったから)」

母はそれはどんなものかを考え
母なりに何だったかを見つけ
 ....
右頬を乗せ
鼓動を呼び起こしてみる
左のこめかみを辿る指先が
優しく髪を絡めながら
微笑みと共に止まる
重ねた月日の長さ分だけ
白いものが増えた
それでも変わらず
伝わる鼓動も
辿ら ....
伸びた髪が視界を遮る
一瞬 目を閉じ
吹き抜ける風

潮の香りを探す
どぉんと岩に打ち寄せる波
白い泡が風に混じり
こちらへ届く前に消える

今日の空は青い
波が作る白い泡のように ....
両刃の上では
留まれない
赤い靴は血の色で
ガラスの靴は涙色

愛している
愛していない

両刃の上では
留まれない
赤い靴は血の色で
ガラスの靴は涙色

愛している
愛し ....
高見を目指す為に
飛ぶ為に
沈み込む事もあるだろう

墜ちる事を目的とは決してせず
重力に翻弄されるようなものでなく
沈むなら
堕ちるくらいなら
闇を突き破る勢いで跳べ

心底闇 ....
子を産む。
母を知る。
己を知る。
過去にさかのぼり
見えなかったものを見る
聞こえなかったものを聴く
忘れたものを思い出し
そして子の未来を願う
繰り返される
営みのなか
過去と ....
こしごえさんのノクターンさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏休み- ノクター ...自由詩5*06-8-11
早春の符- ノクター ...自由詩3*06-2-17
- ノクター ...自由詩3*06-1-18
- ノクター ...自由詩5*05-11-26
染みいる- ノクター ...自由詩3*05-10-13
どうして- ノクター ...未詩・独白2*05-8-29
無償- ノクター ...自由詩3*05-8-17
旋律- ノクター ...未詩・独白5*05-8-5
顔を上げて- ノクター ...自由詩8*05-7-30
伝えられし願い- ノクター ...未詩・独白2*05-7-29
鼓動- ノクター ...自由詩5*05-7-26
- ノクター ...自由詩7*05-7-21
両刃- ノクター ...自由詩3*05-7-20
飛翔- ノクター ...自由詩6*05-7-17
結び目- ノクター ...自由詩2*05-7-11

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