すべてのおすすめ
  やさしさと、            
  いつも呼んでいた
  傷つきやすいその心を
  やさしさだと、
  呼んでいたあなたの
  傷つきやすい心


  秋の終わりの
  ....
   月ではまだ
   冬の初めで季節が
   止まっているようだった


   浅い眠りの合間に
   この頃よく、夢を見る
   凍えたままの月面で
   あなたをこの腕で抱き ....
  朝焼けがまだ
  始まらないので
  本当は昨日
  あなたに届くはずだった
  手紙のことを思った


  夜明け色の
  手紙を贈って欲しい
  君と一緒に
  指差して、 ....
  真夜中に、
  嵐の音が怖くて目を閉じたジーナ
  だけど嵐の音じゃなかったみたい
  目を閉じている間に、
  季節が変わってしまって
  途方に暮れてる小さなジーナ
  ふれる ....
   甘くない珈琲を
   手の中で
   大事そうにしていた
   猫舌だと言って
   大事そうにずっと
   両手の中で



   十二月に降る雪のように
   ま ....
  
  わたしの中に森が生まれたとき
  その枝は音もなく広げられた
  指先から胸へと続く水脈に
  細く流れてゆく愛と
  時おり流れを乱す悲しみ



  わたしを立ち止まら ....
  あなたが海を歌うとき
  わたしの瞳は波になる
  愛していたと
  告げる言葉が悲しくて
  静かに揺れる波になる


  あなたが空を歌うとき
  わたしの胸は波になる ....
  君のいた夏が終わる


  故郷を知らないという君が
  旅先で描きためた風景画、
  古びたスケッチブック


  迫る山並み
  水田に映る空
  夕暮れの稜線
  風に ....
{引用=八月の月で海鳴り
それでも僕らは響く波音を知っていた}


  僕は今、紺碧の{ルビ海=マーレ}を閉じ込めた窓辺から
  君に宛ててこの手紙を書いている


  {ルビ ....
こしごえさんの嘉野千尋さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れ組曲- 嘉野千尋自由詩20*06-12-19
月面観測- 嘉野千尋自由詩16*06-8-13
明星- 嘉野千尋自由詩17*06-5-7
ジーナの一月- 嘉野千尋自由詩13*06-1-5
十二月に降る雪のように- 嘉野千尋自由詩17*05-12-10
森の風景- 嘉野千尋自由詩36*05-8-12
波になる- 嘉野千尋自由詩17*05-8-10
水彩の夏- 嘉野千尋自由詩14*05-7-27
八月の海鳴り- 嘉野千尋自由詩16*05-7-2

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する