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ぶきは果実
まずは本質を理解する
その色
その匂い
その振動
おだやかなひかりに同化する
この肌
この血液
このたましい
もとめあうことを赦され
あたえあうことで
結 ....
土を踏んで
滴る花をたしかめながら
きみにあいにゆく
どこにもいないということは
どこにでもいるということ
青いイチョウに
さえずる梢に
ありがとうを伝える
空の匂いを探している
....
ゆっくり歩くこと
道を譲り合うこと
ありがとうを交わすこと
そんなあたりまえのことを
忘れかけていた
雪をふみしめる
靴底を貫通する冷気
しん、とした空気を吸い込むと
鼻の奥が ....
桜や空を綺麗だなと見ているうちに
忘れてしまったという
何か用事があるといって
父は出かけたのだが
記憶がなくなるというのは
もしかすると幸せなことかもしれない
世の中のやらなけれ ....