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誰かが別れた時
何かが壊れた時
星が砕けて
ただの石になる
あの時
もっと素直に話せたら
こんな風にはならなかった
後悔はいつも
皿の上からはみ出して
僕の口を汚すんだ
....
君に出会って
約束の意味が変わった
ひとりで絡まっていたリボンは
ふたりで結べば羽ばたけるって
僕に空をくれたから
雨でも降らなきゃ
燃え尽きそうだった
いつも僕の少し先を
....
人にぶつからないように
生きても
まだ残ってる
四隅の角で
言葉を交わして
生まれた物語
優しさで晴れた空と
苦しさで切れた糸が
僕等の首を絞めた
この本の重さは
一緒 ....
一日が終わる頃
捨てられたレシートみたいに
何かを残して
皺を刻む人生が良い
僕が選んだレシートは
君のプレゼントを買った
渡せないまま
色褪せてしまう
いつになったら
....
どこへでも行けるのに
どこへも行けない
野生から戻った犬みたいに
誰かをずっと待っている
約束なんてしていないままで
僕の影だけが踏まれていく
みんなは麦わら帽子を被った
天使なんだろう ....
オルゴヲルの中で星が廻る
そこで夜空より少し明るい
黄昏を知って優しくなった
街の十字路に消えていく人は
昔の記憶を抱えたままで
お子様ランチの旗は
どこの国のものだったのか
そもそも作 ....
変わってしまうこと
変わらずにいること
跳ねた車のように
嫌われて少しホッとしていたのに
馬鹿みたいに強がる僕を
絵の具の付いた筆は水で溶いた
髪の毛がごわついて感情が裁かれる
下書きば ....