すべてのおすすめ
間違えることが、終わって
拍手がいつまでも続いている
始まりと終わりが気になるのは
それだけが手触りを残していくから

雨に濡れた窓が
鉄塔に光る赤い昨日を反射している
さよならを言えな ....
それは、いつだろう
遠くないかもしれない、毎日、かもしれない



水平線、その丸みが空に一番近いところ
大型船が突き抜けていくのを
海辺で、並んで、手を振って
ただ眺めている人たちの ....
ひらいた
真っ青な夏の花、の小さな朝のこと
誰も忘れていたそれは、僕の机にあったらしくて
迷わずに僕に返還される
空に混ざれば見えなくなりそうな
僕の目は青に染まる

誰もいない部屋のこ ....
いくら温めても孵らない夕暮れに
灯りはじめた明りが視線にぶら下がっている
帰り道を間違えた私は
街角を覆う木の下で傾くようにして
蝉は鳴かない
明日への蓄えを手のひらに溜めるようにして
燃 ....
はな さんの霜天さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日の窓- 霜天自由詩406-9-7
去り行く人は、海辺の- 霜天自由詩1105-8-23
ひらいた- 霜天自由詩1005-8-17
その日から七月は- 霜天自由詩1805-7-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する