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朝忙しそうに支度をしていると
猫が一生懸命ついてくる
ちょっと座ったら
さみしそうによって来て
手の上にちょこんと乗っかる

一人は寂しいの

と言いたげに
君は嬉しいときに
ごろごろごろと
喉をならす
それは人を幸せな気分にする
不思議な音色
閉めっぱなしじゃなくて

たまには窓を開けて
空気の入れ換えをしようよ

そうすればなにか違う発想が生まれてくるよ

だから窓を全開にして

外の空気を吸ってみようよ
一人ぼっちになって
寂しいけれど
泣かないで
ここで待ってます
だって
また頭を撫でてもらいたいから
またおいしいご飯を食べたいから
だから鳴かないで待ってます
大好きなあなたが帰ってくるまで
もう日も落ちて
辺りは真っ暗なのに
ずーーっと
一人でがんばってる
いつもは無視して通るけど
たまには立ち止まっても
いいよね
ここが一番愛情を感じられる一番好きな場所だから たばこを吸い終りふと手を見てみた

たばこの臭いのついた君は僕にいろいろなチカラを与えてくれた

そして僕は君を通じて怒りも知り
愛することも知った

それに気づいた時に
僕は
ふっと思った

ありが ....
小さな部屋に閉じ込められたくはない
それは風のように空を飛び
時間も
国も
すべてを飛び越え
嵐のように
誰にも邪魔されない
そんな自由がほしい
猫と一緒にぼーっと外を見ていた
ふと猫を見るとこっちを見てる
どうしたの?と聞いてみると
横になってごろごろ転がる
ここがあったかいよと言いたげに
きっと猫はそこに春の温かさをみつけたんだ
桜も咲 ....
マッチを箱から取りだし
火をつける
使いきりの炎
一回だけの炎
やがて炎は消え去り
残るのは火薬の香りと燃え尽きた棒だけ
それはまるで
命の炎のように
今を全力で生きているが
いつか ....
ごろごろしたっていいじゃない
だってこんなに暖かい休日なんだもん
昼とは違う道
夜道
子供の頃は親と手を繋いで歩いた暗くて怖い道
今はバイト帰りの道
なんだか大人になった気がした
朝雪が降っていたことを忘れるくらい太陽が輝いてた この先が見たくて
ここを越えて新しい
世界や自分が見たくて
紙は生き物だ

いろいろな生き物になれる
だからいま友達から紙をもらって鶴を折っている

友達はすぐに作り上げてしまった

いつまでたっても鶴にはならず
謎の生き物と化してしまう

 ....
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