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久しぶりの母からのメールは
「もうおとなりのうちの庭に梅が咲いたよ」だった
慣れぬメールをポツポツとうつ母の姿が浮かぶ
娘が梅の花に興味がないのは知っているはずなのに
伝えずにいられなかったの ....
やわらかにゆれる春
少し冷たい足の裏に
わくわくが止まらない

見渡すれんげ畑の向こうを
単線の汽車がゆく
わたしの知らないどこかとどこかが
つながっている

小さな花 ....
わたしは
夏を追いかけて
川辺に花火を見に来たはずなのに
自分を満たしに来た事に気づいた


{引用=
 父は昔
 子供と出かけるより
 自分のお店で働く事に熱心だった。
 うちの ....
手と手を繋ぐ帰り道
あなたが嫌いなこの田舎
あなたの涙を見るたびに
私の心が裂かれます



「ねえ、星がすごく綺麗だね」
あなたが初めて褒めた田舎は
夜空の星たちでした
そんな言 ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ....


大事なものだけを信じる
ただそれだけ

簡単そうなのに
人間には難しい





素直に言葉を
受け取れなくて
ごめん

ただ何でもない自分を
認めて欲しいだ ....
一.

「好き」っていう気持ちは
ある日突然落ちてくる
それに当たってしまったら
もう・・おしまい
どうしようもないの

二.

私に
思わせぶりな態度で
寄り添わないで
も ....
仄白い朝の駅への道で
誰かの心のかけらを
見つけました

それは「忙しい、忙しい」って言って
かりかりしていました
それは周りを気にする事なく
くるくると回り続けていました

私は何 ....
あなたの『大事だったもの』を
もらいにきました

あなたが
「もうそんなの古くてかっこわるいんだよ」
と言っていたのを聞いたので


  そうですか・・・
  やっぱり大事ですか・・ ....
逢坂桜さんのさくらほさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おかえりなさい- さくらほ自由詩21*07-2-9
れんげノスタルジア- さくらほ自由詩21*07-1-29
サティスファイ_ミィ- さくらほ自由詩18*06-8-3
娘へ- さくらほ自由詩12*06-7-14
- さくらほ自由詩16*06-7-1
誰かを愛した過去の歌__(あなたを想う陳腐な愛の歌の続き)- さくらほ自由詩11*06-5-20
あなたを想う陳腐な愛の歌- さくらほ自由詩9*06-5-20
誰かの心のかけらを- さくらほ未詩・独白8*06-2-14
あなたのものをもらいにきました- さくらほ自由詩11+*06-2-6

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