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ブランチに行く途中にリスの死骸
両腕を体にピタとくっつけ
両手をグッとグッと握りしめ
眉は八の字
眉間にしわを寄せ
唇もグイッと結んで
天を仰いで通り過ぎた

多分 今日は
死骸の側 ....
果てが薄闇にかすむ一本道
日が昇れば
僕は人を殺しに出かけていく

私が売るものは
身体ではなく情報なのよ

凛とした横顔
足首の清々しい青
彼女はコールガール
僕のたった一人の ....
いつのまにやら

とても小さな物語が降って来ていた


たまには、傘を差さずに帰ろう。
「昔の彼女は、元気ですか?」

そんなこと、知ったこっちゃない。

僕は今、愛を持ってるんだ。

「昔の彼女は、元気ですか?」

君のコトなんか知らないし。

君の彼女のコトな ....
膨張して
こぼれる
その瞬間は
誰の指でも
同じだ

ウミガメと泳ぐ
夢を見た
プールで
痛みで目が覚めた。
耳が痛い。
耳の中が痛くて、
くしゃくしゃ音がする。
指を突っ込んで掻き出すと、
耳から蟻がこぼれ落ちた。

まだ音がする。
さらに ....
                      ■■■■
ああ またいないんだ            ■■■■
抱きしめても                ■■■■
抱き返してくれない        ....
     うつむいてしまうとき、

     あなたの笑顔をおもいます

     あなたはわたしの

     元気の素です

     わたしも
  
   ....
みんな1.5リットルペットボトルいっぱいに
メロンソーダを詰めて来るなか
ひときわ量の少ないメロンソーダがあった

ぼくは、ほんの少し
なにか起きることを期待した
わたしの手に
あなたの手が住み
眠り、少し起きて動くと
くすぐったいものが
わたしの中に届く

汗をかいて
わたしもうっすらと汗をかいている
守らなければならないのは
こんなに小 ....
いつまでも気付かなければ良かった
と思うことがある
熱帯夜の寝苦しさに目をふと覚ますと
わたしの知らないおとこのひとが
わたしの横で寝ていて
二つ並んだお揃いの枕と
ふたりで寝るには狭いベ ....
かつて高貴なひとびとは
憂き世離れた恋に身をやつし
夜空を見上げては月に思い寄せ
浜辺を見やっては海に思い投げ
紫の綺羅 星のごとく

そのころ私のご先祖さまは
きっと真っ黒けに日焼けし ....
学校のパソコンがうんこなもんだから
先週印刷しようとして印刷できなかったおれの詩が
今週のパソコンの授業の途中でいきなり印刷されてしまった
うんことかおしっことかたくさん書いてるもんだから
そ ....
引き出しを開けると
折り重なった時が
落ちている
ぼくはそれらを拾い上げ
整理しなおそうとしたんだ

けれども うまくいかないで
サッカーを見たりなんかしてるうち
雨足に追いこされ
 ....
人はいつか死ぬ 君もいつか死ぬ

それは揺るぎない真実

だけど

人が死ぬまで 支えるのは 人

君が死ぬまで 支えるのは 僕

僕が死ぬまで 支えるのは 君

それも揺るぎ ....
想像が織り成す有限の優先席
わだかまりに組み込んだ数々の感情と
何か言いたげな己の細い口元と

ゆるり、ゆるりと環状線を
ありきたりの道筋で
また感情線の掌
曖昧で、白く溶けて

ま ....
ふらり立ち寄ったデパートで
行くあてもないのにエレベーターに乗ってみた
中にはエレベーター・ガールがいて
きまり文句で言ってくる

「上へまいりますか?下へまいりますか?」
「特にきめていないのです」 ....
好きだと奏でたきみの声。
するりと動いたきみの手と、
ざわめく夏の新緑は
雨に紛れてぷつりと切れた。
途絶えたそれは、

それは、かなしいそらみみだった。
ある世紀の100年に起こることは

前の世紀の最後の10年に凝縮されているそうです。


ということは


ある10年に起こることは

その前の1年に凝縮されているのかもしれません ....
妻とふたりで
人生ゲーム
眠れないふたりは
お酒も飲めないから
ルーレットを回して

ひとコマすすんだり
一回やすんだり
思い通りにいかない人生の仕組み

結婚したらピンクの車にの ....
四角に区切られた空間で僕は生きている

死角が殆んどの世界で生きざるを得ない

六畳 頼りなくファンヒーターは燃え続ける

猫の鳴き声ははるか遠く 春声を張り上げて啼いている

春にな ....
毒を飲まされたような
嗚咽{嗚咽=おえつ}が喉をさかのぼって来るような

気だるくて 体が重い
気持ち悪くて 動けない

そんな錯覚が現実となって襲い掛かってくる

まるで体中に楔を打 ....
意欲は どこから わいてくる
自信を持つと わいてくる
自信を貰うのは
他人様

お蔭様 お蔭様

ひにくなことに
自信を奪われるのも
他人様
おもしろいゲームがあってね

すごく楽しいんだ

だから 君がいなくても大丈夫さ



(君を待つのなんて へっちゃら)

(慣れてるさ)

(だから 寂しいなんて言わないさ) ....
何かあった時
一番に話したいのは君で
楽しい事も
辛い事も
何かを言ってもらいたい訳でもなくて
ただ君に聞いて貰いたくて
悩んでいると
君に聞いてみたくなるんだ
別に答えが欲しいわけで ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
気付かなかった
キリンの傷に
裏の木々より背が高くなったのは
誰の所為でもないのに
金属のものを身体につけられて
何かの記念のような姿で立っている
沈みかかる夕日を見て
人は美味しそ ....
日に日に 日差しは強くなってく

それでも 地球は僕等を殺さない

日に日に 台風は多くなっていく

それでも 地球は僕等を殺さない

日に日に 雪は積もっていく

それでも 地球 ....
頑張る という言葉に替わる何かを

ずっと探していたのだけれど。



上を向いて 足に力を。
空の下 星の上 貴方との朝ご飯
爽やかな日差し 浴びて進む時間
ここは片隅か中心か 極端な世界観

いつまでも 生まれたてのように
何事も 上手くいくわけじゃないけど
ひとつ 成長しては  ....
神音さんの自由詩おすすめリスト(125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本意- tibet自由詩3*06-9-25
ナイトウォーカー- 藤原有絵自由詩6*06-9-18
DRIZZLE- くしゃみ自由詩2*06-9-17
過去問。- 狠志自由詩206-9-9
- チアーヌ自由詩106-9-6
「_りありぃ。_」- PULL.自由詩5*06-8-29
人間不感症- 木賊ゾク自由詩8*06-8-2
追伸- 逢坂桜自由詩8*06-7-28
〜■メロンソーダ世界選手権■〜- よだかい ...自由詩906-7-25
ある、手に、- たもつ自由詩1906-7-22
殺意- 恋月 ぴ ...自由詩42+*06-7-20
むらさきにほふ- 佐々宝砂自由詩14*06-7-15
気の利いた題名でもつけてやればちょっとはこの詩も浮かばれたか ...- 土田自由詩406-7-9
雨の背後に- iloha自由詩15*06-7-4
僕がいるから- 蒼穹自由詩2*06-6-19
_- .自由詩106-6-13
「エレベーター・ガール」- ベンジャ ...自由詩7*06-6-12
梅雨の空耳- むくげ自由詩206-6-8
次の刹那くらい- ブルース ...自由詩2+*06-6-8
人生ゲーム- ZUZU自由詩406-5-7
ネコ- 電脳ノコ ...自由詩106-3-20
毒気- もこもこ ...自由詩3*06-2-15
意欲- piyococco自由詩3*06-1-29
かけひき。- 空 春色自由詩4*06-1-24
ただ聞いてもらいたくて- 柚姫自由詩406-1-7
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
- たもつ自由詩305-12-23
地球は僕等を殺さない- 蒼穹自由詩2*05-9-24
吸気- 半知半能自由詩205-9-14
いってらっしゃい- 蒼穹自由詩2*05-8-18

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