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君のあとで
僕は手を洗う

君の湿りを
指に
残さないように

ミューズ

薬用
ということは
消毒するのか
君の
君の何を

ことさら
勢いをつけて
これでもか、と ....
わがままな飛行機雲が
あおぞらに
まっすぐ線をひく

ちくしょう
飛行機雲め

あなたと
私との距離に
まっすぐな線
ひきたいけれど

公園の木々
信号
コーヒーハウス
 ....
疑うと詩が書けなくなる
あとは
幸せなとき


大げさな絵の具のような
ありふれたフォーム
曲線

誰かがうつむいて
指折り数えてる
それは
ノルマとか銘柄とかで

ほん ....
私をこの場所に向かわせるもの。ということを考えてみました。表現。表すこと。現れること。

一青窈さんの、コンサートに行きました。「ハナミヅキ」や「もらい泣き」など、バラードの得意なアーティストさん ....
散歩道触れるか触れないかの指は 誘っているの楽しんでるの

川土手に並んだ黄色い花の名を 聞き忘れたけどそれでもいいや


おおぞらに解き放たれたグライダー 想いを告げたくちびるに似て

 ....
私は売る
大切なもの
私の
私だけの

世界は
最初から決まっている
レアメタル
危険水位

少ないもの
限りあるものに
価値が
人がひれ伏すのなら

私には
あるじゃ ....
ことばは、とても正直だから。 ほんとうのことを伝えてしまう。おかまいなしに。

たとえば、メール。絵文字があったりなかったり、そんなことは問題じゃない。何かが違う。それがどこなのか、うまく言えない ....
スプーンで
粉っぽいくせに
白いお砂糖と
むりやり
無理矢理だよ
ぐるぐるってさ
なんとなく
計算なしに
ぐるぐるってさ
ねえ
私たちに似てるかも
なんてこと
なかったのにさ
 ....
{引用=
(光を常に浴びて変われ 
  きみという緑の輝きの)

(そのうすい葉脈のすみずみまで満たせ 
  それがたとえ何かを)


おぼろなる
季節は過ぎて

五月
つつ ....
とうめいになる

そらでもなく
流体でもない
ただとうめいに なる

ボクはここにいて
キミを見ている

キミはボクを見ようとしない
意思の力で

とうめいになる
全身で
 ....
あなたは

からできていた

あなたのことば
髪の毛も
どこまでも
あなたは詩で

豊かなるリフレイン
反復
倒置法

波のように繰り返す

反射する
重ねた
手鏡 ....
私の
心の半分は
麻痺しているので
触れないでね

痛い、とか
冷たい、だとか
そちらの側では
感じられない

ただ
ぴりぴりとしびれるような
ここでない
どこかの空の

 ....
世界が
よくない方角に
倒れこもうとしている様は

ちょうど
伐採される老木の
ゆっくりと
森に倒れる姿にも似て

何もかもがスローな速度で
笑い声も
ブランコも
つないだ手と ....
高速道路は、おりしもの強い雨で、視界もひどく悪い。私はちょっと急いでいたので、追い越し車線をそのまま走ることになる。

120キロ。雨の高速では、あまりほめられたスピードではない。走行車線の方は、 ....
薬で眠る
あなたの一日は
たぶん
誰とも違う一日

ときどき
あなたは目を覚まし
ありもしない
歴史を説いて

目が合うと
もういい、とか
すまんのう、とか

もう
語り ....
小さな
黒い雲が
広がる空を犯していく
それが
憎しみだったり
うらやみだったり

街は
とりどりの高さと
色だ
俯瞰するとそこは結局
人という生き物が
ひしめいている蟻塚で
 ....
なぜすいません、なんだろう
雪山でロストして
大捜索して助かった
禁止区域に入ったからだ
つつしめ
慎め
行動を
識者たちは憤る
政治の嘘には絡まぬくせに

なぜすいません、なんだ ....
甘噛みする
うさぎ
声をあげない

やさしさは
痛み
容易に予言する

はねを広げる
うさぎ
いつしか
鳥を真似て

さみしくてさみしくて
手のひらを閉じた

ささやき ....
うそでもいいのにね
またね
また明日

その次も
その次の日も
また明日
明日ねって

まるで
点描画のように
近づくほど君が見えない

ボクは
時々思うんだ
世界の
 ....
診断はうさぎ熱
それも重症

止まらない
君に
大切な友だちに
手をかけるやまい

君は目を閉じて
やり過ごそうとするけれど
ボクのやまいは
それを越える

君を食む
最初 ....
銀色のケトルが鳴く
耐え切れずに

もう
私はおしまいだよ と
あらん限りの
声をあげて

鳴く
鳴き狂う
誰か止めて止めて止めて
さもないと

さもないと?

ひざを抱 ....
母は
今も悔やんでいる
父が逝き
毎日
毎日
こんなにも悲しいのに

泣けないのはなぜだろう、


私もそうだ
父の
いるべきそのあたり

ふすまを背にした
低い食卓
 ....
元気ですか
そういってメールを打つと

少し
微妙な間隔で

クタクタ
風邪 ひいたみたい 
って

そんなこと
聞きたいわけじゃない



元気ですか
もう君もわか ....
思い出を
重ね
重ねて

私たちはつながっていく

ことばと
身体

私たちは許される


強く生きる
その一歩に

あなたを甘く
重ねる


ミルフィーユ
フ ....
カラスの舞う空の
誰も見上げないように
私は
なんてひとりぼっちだ

カラスの鳴く声の
誰も追わないように
私の
声は静かに消えて

カラスというだけで
愛されない生き方がある
 ....
ターン
折り返し地点は
とうに過ぎていて

見上げれば
ゴールはそのまま
始まりの場所

そうか
そうなんだね
恋というマラソンは
そのまま
スタートラインに倒れこむこと

 ....
恋の壊れる音を
はじめて
私は聞いた


恋は
すがるしかなかったのだ
制度に
あるいは約束に

あなたを
愛しむ理由がないように
あなたを憎しむ
理由もなくて


強 ....
指は
君の小さな生き物だった

どこか
遠い異国の調べみたいに

時おり
弾むように歌ってた


君が僕の指を食む
君が
少し子供にかえる


遠いね、
   
とだ ....
いろんなこと
楽しいこと
しよう
いっぱい
尾行されて
ばらまかれて
いいじゃん
よくないけど
よくないこと
してるのはどっちかと
わからない人たちに
いわれるような筋合いはない ....
薄紙は
とても破れやすいから
私はいつでも
言いなりになる

ことばの数だけ
肌を重ねて

ほんとうの恋は
最初だけだと
いつのまに
私は気付く

あとは
薄くなぞるだけ
 ....
とうどうせいらさんのuminekoさんおすすめリスト(345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミューズ- umineko自由詩9*08-10-2
夏の直線- umineko自由詩10*08-7-3
パラレル- umineko自由詩9*08-6-29
伝えたいという気持ち- umineko散文(批評 ...9*08-6-16
散歩道- umineko短歌6*08-6-7
きさらぎ- umineko自由詩6*08-6-7
完全な虹は球体- umineko自由詩10*08-5-6
ココアの気持ち- umineko自由詩15*08-5-3
稜線- umineko自由詩9*08-4-20
とうめい- umineko自由詩8*08-4-17
リフレイン- umineko自由詩10*08-4-6
片麻痺- umineko自由詩7*08-4-5
終の森- umineko自由詩5*08-3-30
チェイス_インザ_レイン- umineko自由詩7*08-3-24
桜の街- umineko自由詩26*08-3-9
小さな- umineko自由詩4*08-3-6
春告げ鳥- umineko自由詩8*08-2-6
空のうさぎ- umineko自由詩6*08-2-3
イル・サバンナ- umineko自由詩2*08-1-8
うさぎ熱- umineko自由詩10*08-1-6
ケトル- umineko自由詩6*07-12-19
日時計- umineko自由詩9*07-12-13
星座の街- umineko自由詩7*07-12-9
ミルフィーユ- umineko自由詩8*07-11-26
カラスの空- umineko自由詩6*07-11-22
ゴール- umineko自由詩4*07-11-18
あめゆき- umineko自由詩7*07-11-16
- umineko自由詩27*07-10-12
フルーツ- umineko自由詩3*07-9-15
トレース- umineko自由詩10*07-9-12

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