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悪いのは手
あなたの
私を抱きしめた

悪いのは手
私の
背中を探しあて

ことばとは
たぶん違う生き物が
私の中で
惑う
戸惑う

力強く
さみしく
やさしい

 ....
ぴちゃぴちゃと
水の跳ねる音がして
君が
夜に頷いて

時間
我慢した方が
いいけど
月が
助手席で
背中を折って

ぴちゃぴちゃと
水の跳ねる音がして ....
そこが

入口なのか
さよなら なのか

それはわからないけれど
Please forgive me. ゆるす。私を許して。
Please forget me. わすれる。私を忘れて。

なんか他者との距離を試される言語だね。英語って。stop!止まれ!その主 ....
無言電話がかかってきたので、無言で待った。

遠くから、海の音がした。
 
 
 
 
夕焼けが差し込むような窓を見る 背中に回るのは反則と思う


くちびるが声を発することをやめ ただ感触が伝わるだけの


指を組むようにあなたの腕を脚を 隙間なく組み近くへもっと


 ....
「お」
「あややだ」
「あややが来てるよ!」
「どこどこー?」
ひろければひろいほど
わたしはひとりで
つまり

ひろければひろいほど
あなたも
ひとり


あの日
真っ白なゲレンデで
わたしは
ひとつになりたいと強く願った
ゆるやかにカ ....
あなたの手の中で
私は小鳥
羽ばたきながら
小さく 鳴く

立方形の空間は
無限にも見えて
私たちは収束する


交錯する不安
あるいは 温度

さみしさを
うずめるための ....
忘れないことだけが
私にできること

なぜ
詩を書くのかって
みんな話しているけれど

なぜ
ヨーグルトが好きなのか、とか
なぜ
背伸びをするのだろう、とか

私には
あまり ....
にゃにゃにゃんにゃー(気持ちいいねー)

にゃにゃ、にゃにゃんにゃー(つか、重いって!)
私が時に冷たくなるのは
今が永遠であると
錯覚しているからだと思う

病室の父は
1月は忙しいのだ寄り合いも
たくさんあるのだといって駄々をこねる

ただのねんざが長引き
故郷が豪雪 ....
窮鼠猫を噛み私たちは溜飲を下げる が
私たちはいったいいつまで
窮鼠のふりを続けるのか

新聞の読者投稿欄というものがある
世界には人の数ほど意見があるのだということを
思い知らされるのに ....
あなたの胸に
魚群探知機
押しあてて
耳を澄ませて

あと
どれくらいありますか
時間という
さかなたち


あなたの胸に
泳いでいるのは誰ですか

それは
夕焼け雲で ....
水圧に耐え得るように
甲殻を得て

暗闇を
当たり前と思えるように
その目を 潰した

正しいと思えることを
ここは深海
届かない砂の底

尾びれを
左右にゆっくりと
振る
 ....
お正月はさっぱりテレビも見なかったけど、これだけ。里見八犬伝。ひさびさに新春ドラマっつーのをみましたね。

八犬伝といえば、どーしても坂本九さんかなあ。まあ世代がアレですが。NHKで昔、そういう連 ....
それはまだ僕が
生きることは正しいことと
信じていた頃のお話

彼女が
言いにくそうに僕に言う
あのね
いろんな人が
見えたりするんだ

ここにいない人

あんまりね
意識 ....
何もない空から雨が
そんなふうに

あなたの存在が
私のこころを濡らすから

見上げても
どこにもいない
雲の
かけらも

だけど

私にだけ感じる声で
 ....
あなたに逢う前に
私はおまじない

今度は
おぼれませんように

こころに
青いウェットスーツ
ジッパーの

代わりにくちびる
きゅっと
結んで


あ ....
雨よ私の足あとを消せ
あなたのドアをノックして
小さく迎えるすき間から
私は体を忍ばせる

あなたはこんなところで
ビデオテープ
テニスシューズ
見てはいけない写真

コーヒーメー ....
甘噛みの
子犬のように
くちびる
じゃれあって

ゆきが
しんしん
窓のそと
回って

髪が
さらさらと
その場に
落ちて

時計
たいくつな
FMの
向こう

 ....
のど笛を噛み切ると
人は
ひゅう、と啼くのだそうだ

だから 
のど笛

無防備ということは
だから
セーターを脱ぐことじゃ
なく

それを
あなたにゆだねてしまう


 ....
夜が明けると
私たちに
秋がやってきた

その意味が
私には
ようやくわかる

木々が実を宿し
さよならの準備をする
鳥たちが
それをついばむ

私たちは
あと
どれくら ....
枯葉を踏むように
ことばを

かさかさと
私たちの記憶の下で
何かが
くだけ散っていく

それは
再生への営みと
私たちは知っている

枯葉を
振り向いたりしないのは
そん ....
ゆうべ見た
夢の話を

最後まで聞いてくれること
やり残したことはありませんか と
問われたらなんて答えよう
みんな
どこに帰るのだろう

ふるさとはもう
名前も奪われて
体育館ばかりがきれいになる

過去は
ただのおとぎ話で
 ....
最近
携帯電話の寿命って
1、2年じゃないのかなあって

それはちょうど
春に種をまき 
冬には枯れていく
一年草みたいだねって

私の本棚に
枯れてしまった携帯が
行儀よく並ん ....
売りつくせないもの
伝えつくせないもの
きっと
あったはずなのに

所在なげな
つくしの群れ
 
 
哀しみも
さみしさも
なにもないよ

空は
まっすぐに
晴れたよ

私は
まっすぐに
生きるよ

もう
未来しかないんだから

私は
からっぽなんだから
 
 
 ....
とげとげした気分になったのでとげとげした作品を書く。はりねずみロケット発射!である。よわよわなので半径50センチしか飛びません。自分にふりかからないように注意して発射である。はりねずみのおなかのような ....
とうどうせいらさんのuminekoさんおすすめリスト(345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悪い手- umineko自由詩7+*06-2-16
ミルク・ムーン- umineko自由詩7*06-2-16
引き返す気はないよ- umineko携帯写真+ ...2*06-2-11
フォギヴ・ミー- umineko散文(批評 ...1*06-2-10
無言電話- umineko自由詩17*06-2-2
宇宙に_咲いた- umineko短歌11*06-1-31
南氷洋ライブ- umineko携帯写真+ ...6*06-1-30
本日モ晴天なり- umineko自由詩13*06-1-29
鳥の詩- umineko自由詩4*06-1-24
忘れないことだけが- umineko未詩・独白5*06-1-23
ひなたぼっこ- umineko携帯写真+ ...6*06-1-20
永遠- umineko自由詩8*06-1-9
窮鼠猫を噛むとき私たちは窮鼠であったか- umineko自由詩5+*06-1-7
魚群探知機- umineko自由詩9*06-1-6
深海魚- umineko自由詩10*06-1-5
橋の向こう- umineko散文(批評 ...3*06-1-5
冬木立- umineko自由詩5*05-12-27
何もない空から雨を- umineko自由詩8*05-12-15
wing- umineko自由詩3*05-12-6
レイト・アフタヌーン- umineko自由詩5*05-12-6
ロンド- umineko未詩・独白4*05-12-5
のど笛- umineko自由詩5*05-12-2
秋日- umineko自由詩8*05-11-24
秋ゆき- umineko自由詩8*05-11-15
こんなふうにしてあいを確認してきたよ- umineko未詩・独白6*05-11-11
海鳴り- umineko自由詩12*05-11-5
一年草DoCoMo- umineko自由詩6*05-10-30
つくし- umineko携帯写真+ ...7+*05-10-29
empty- umineko自由詩7*05-10-29
はりねずみロケット- umineko未詩・独白4*05-10-23

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