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ブギウギゆうたら
笠置シズ子しか思い浮かばへん
なにはなくとも 買い物ブギ
アレが白眉や サイコーや
ホンマもんのブギやらブギウギやらいうのは
なんやよう知らんけど
アメリカの黒人の人らが ....
さっぱりダメなかんじで
グズグズと
午後をぬりつぶしていく

はんびらきの
くちびるから
よだれといっしょに
意識がこぼれては
落ちる

ぽとり

ぽとり

ぽとり

 ....
いつもと同じ時間に
枕元の目覚し時計のベルで目覚め
めざましテレビを眺めながら
へこんだヤカンに水を入れてコンロにかけ
お湯が沸くまでのわずかな時間に
薄切りのハムとすこし萎びかけたレタス一 ....
失うばかりでいい
得るものなんて何ひとつなくても
掌から零れ落ちる砂のように
すべてを失いたい
夏の終わりの淀川の河川敷の芝生は
生臭いほどの濃い緑に染まっていて
月曜日だというのに
真っ昼間からビールを飲みながら
バーベキューなんかやっているロクデナシどもが
ロケット花火を打ち上げて ....
汗染みだらけの帽子を目深に被って
叩きつけるような陽射しの中
スーツ姿のサラリーマンの流れに逆らうように
足早に歩くあなたを見かけました
頬には汗が幾筋も流れ
まるで涙のように見えました
 ....
書けなくなったら
書くのを止めるまでのことさ

なんてこと
言ってみたいな

言葉の神様
どうか
私を
見捨てないでください
なんとなく

なにもかも

なんでもいいような

なんかそんなきもちに

なるときってあるよね

ない?

ないの?

ないのか

なぁんだ

なに?

なんで ....
今夜
ぼくの知らないどこかの街に
一足早く八月がやって来るそうだ

寝苦しさに耐え切れない人妻たちが
全裸で街中を駆け回り
路上駐車している車に火を放つ

コンビニでぼんやりと
成人 ....
     と
      に
       か
        く
         地
        球
       は
        グ
         ル
       ....
自動販売機の陰の
真っ黒な塊がゴソリと動いて
よく見るとそれは
汚れた分厚い毛布に包まった人だった

たとえば
ここが砂漠で
水も食料もなく困っている人と出遭ったのなら
ぼくはいくらか ....
 当たり前のことだけれども、ディズニーランド(以下TDLと略)には、ミッキーマウスがいる。今では誰もが知っている話だが、あれは「本物のミッキーマウス」なのであって、決して人が中に入っている着グルミでは .... 土砂降りで
街は
真っ白に
光っていて

おれは
雨の終わる場所を
ずっと
探し続けている
七月 街は 熱帯雨林になった

そして 彼女は 服を脱ぎ捨てて

見事なフォームで 泳いでいった

鮮やかに 滴り落ちる 七月
とことん削ぎ落として
一本のピアノ線みたいになる

触れただけでスーッと
皮膚が裂けるぐらいのところまで

そうやって
自分を取り戻していく
 で? なにが聞きたいワケ? なんでも聞いて。時間はいっぱいあるから。暇なんだわ、最近。……万置がどういう仕事かって? そこから説明しなきゃダメなの? インタビュアーのくせに、なんにも知らないんだねぇ .... ぼくたちはきっと
とても遠いところから
やって来たのだろう
永い旅の果てに
僅かな智慧も
言葉さえも失くし
全くの無力な姿で
ようやくここに辿り着いた

その握り締めた掌は
大切な ....
聞いたことのない名前の島の
生温かい浅瀬で戯れる半裸の娘たち
その下半身は鱗に覆われていて
しなやかな魚の尾鰭を思わせる
夕日を反射して虹色に輝いている
それを 洗いたての柔らかなタオルで包 ....
空はどこまでも鈍い雲に覆われていて
海まで続く暗く長い道を
目隠しされた罪人どもが牽かれてゆく

贖うことなど決して叶わない
あまりにも重い罪を懐に抱いて

だが その足取りは重くはない ....
大きな雨粒がひとつ
フロントガラスに
ボトリと落ちてきた

さっきから
車の中は
沈黙で満たされていて
私はもう
ひとりで歩いて帰っていく自分の姿を
頭の片隅でイメージしている

 ....
この夜を
この途方もなく退屈な夜を
新発売の口紅で
プルンプルンの唇を作る口紅で
塗り潰す
安っぽいベイビーピンクで
パールのキラキラと
グロス系のピカピカが
なにもかも
どうでもい ....
笛咥えてピー
真夜中にピー
ひとりでピー

思い出すよ
我が幼き日の思い出

夜に笛吹くとヘビが来るわよ
ってママンが言ってたよ

ところで
昨日
手紙が来たんだ

「落と ....
終わりの時には
しっかりと眼を開けていたい
そこに見えるすべてを
記憶に焼き付けて行きたいから

おとといの午後
娘と二人で近所のスーパーに行って
お菓子売り場でかれこれ30分近く
ハ ....
そう 今
なによりも重要なのは
うどん だ

金よりも
命よりも
愛よりも

うどん こそが
全てに優先する

ゆっくりと だが確実に
その事実に 誰もが気付きつつある

 ....
なにもかも
すべて
光の速さで
消し飛んでしまえ


この瞬間が
無限に更新され続けていて
そのすべての瞬間に
自分が存在しているという
事実
それを疑え

信じるな
何 ....
ほんとうの名前を知られてし
まったせいでわたしは呪いを
かけられてしまいそれ以来わ
たしは毎晩のように夜通し膝
を抱えて自分の爪先を眺めて
過ごすそんな寂しい人間にな
ってしまいましたああ ....
裸になって{ルビ躯=からだ}と{ルビ躯=からだ}を結んだところで
それで一体何が分かり合えるのですか
なぁんて真剣な顔で言ってみても
{ルビ躯=からだ}はやる気満々じゃないですか
はいはい
 ....
四月とはいっても
まだ肌寒い明け方の空気の中
酔っ払ってるふりしてビニール傘振り回しながら
お初天神あたりを踊るような足取りで

そうやって
無理やり気持ちに火を点けて
疲れてるのとか
 ....
ムース配布中
駅前でムース配布中
キャンペーンガール駅前でムース配布中
ムースのキャンペーンガール駅前でムース配布中
新製品ムースのキャンペーンガール駅前でムース配布中

キャンペーンガー ....
真っ白なミルク
コンビニで買ったよ
息きらして走って帰って
今すぐにでも押し倒したいな
真っ白なシーツ
ミルクぶちまけて
パーティーのはじまりさ
とうどうせいらさんの大覚アキラさんおすすめリスト(95)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大阪ブギウギ- 大覚アキ ...自由詩4*05-9-1
点滴- 大覚アキ ...自由詩305-8-30
殺し屋入門- 大覚アキ ...未詩・独白205-8-25
ラヴソング- 大覚アキ ...自由詩105-8-25
水色の花- 大覚アキ ...自由詩505-8-22
晩夏- 大覚アキ ...自由詩1205-8-18
no_title- 大覚アキ ...自由詩605-8-16
なんていうか- 大覚アキ ...自由詩505-8-3
八月- 大覚アキ ...自由詩505-7-25
『天球の回転について』ニコラウス・コペルニクス- 大覚アキ ...自由詩805-7-21
路上にて- 大覚アキ ...自由詩505-7-20
ミッキーマウスの中身- 大覚アキ ...散文(批評 ...1105-7-10
雨の終わる場所- 大覚アキ ...自由詩1005-7-4
七月- 大覚アキ ...自由詩605-7-1
再生- 大覚アキ ...自由詩405-6-30
万置師- 大覚アキ ...散文(批評 ...505-6-20
リインカーネーション- 大覚アキ ...自由詩505-6-8
人_魚- 大覚アキ ...自由詩405-5-25
罪と罰- 大覚アキ ...未詩・独白305-5-25
リセット- 大覚アキ ...自由詩205-5-24
ビピーイクンベ- 大覚アキ ...自由詩405-5-19
ピー- 大覚アキ ...自由詩505-5-17
ジェイコブス・ラダー- 大覚アキ ...自由詩13*05-5-11
うどん革命- 大覚アキ ...自由詩205-5-8
- 大覚アキ ...自由詩105-5-6
汚れた血- 大覚アキ ...自由詩505-4-29
パンツを脱げ- 大覚アキ ...自由詩1105-4-23
四月- 大覚アキ ...自由詩405-4-21
ムース祭り- 大覚アキ ...自由詩505-4-15
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