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白い春の夕暮れ
浅い眩暈が意識を通過する
柔らかな距離がゆるやかに傾き
西に沈む誰かの声 遠い声

傍らの抽斗の中で
淡い儀式の記憶が疼く
それはやはりある春の夕暮れの
古い棟のうらさ ....
黒田人柱さんの塔野夏子さんおすすめリスト(1)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い声- 塔野夏子自由詩15*06-5-7

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