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 地に伏していた。身体の自由が効かない。目を開けると、そばに灰色の蛾の死骸が見えた。風でうすい翅がゆらめいている。翅の鱗粉がかすかに光る。蛾の数本の細い脚が、宙をつかみ損ねていた。顔をずらし視線を先に ....
太郎本人さんの光冨郁也さんおすすめリスト(1)
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落ちた後- 光冨郁也自由詩1008-7-25

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