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わたしが何かを語るとき
あなたは何かを問うだろう
闇はふたつに離れ
それは風に運ばれ
光の雨を照らしだす
やがて氷河は乾き
海が聳え立つ
地に埋けるもの、
、その多くが応えに導 ....
友人が子猫を二匹拾ってきた
寂しそうにしている僕を見兼ねたのかどっちか一匹もらってくれと言う
…どっちにしても雑種の野良猫だから美しくはないが、と前置きをして…
訪ねてみれば、確かに顔は ....
ここエジンバラの森では象が歩く度に草花は押しつぶされて
つぶされた土の中からお化けが顔を出すよ
、困った、 困った 、
揺れる度に匂いは吸いとられてしまう
匂いにつられて小さ ....
地底を砕いた熱は氷を亀裂する
反転を繰り返した世界がまた溶けだしたのだ
閉じ込められた青は上空と消え去り
記憶の線影が飛来する
染み付いた色は褪せていた
わたしは羊水を吐き出し
薄 ....
生前の祖父のことをよく覚えてはいない
祖父はわたしが物心つく前には亡くなっていた
抱かれた話を聞いても
、抱きおとされた怖さを聞いても
、色の剥げた写真に並ぶしわくちゃな姿だけが写る
....
景色は遠く雲は近くに留まっている
このアパートには僕だけが居て他に誰もいない
誰もいない階段を途中まで降りては引き返す付け爪の先
膝頭が薄い壁を突き破り
部屋から聞こえてくる確かな物音に ....
ヒロシマにはたくさんの暑いがあって
たくさんの雲がながれて
たくさんの橋がある 。
たくさんの足音がビルに響き
人々はべつに重苦しくもない電車を今日も走らせる 。
雑草は ....
その昔、水は鉄を含み、鉄は水の浄化を畏れ池の沼と溜まる
森の樹海より沼を這いい出た
池は湧き水へ灌がれ
道を逸れた一人の女僧が餓鬼を孕む
いつの日か鬼が母となり
母は子を宿しながら性 ....
仮面ライダーはバッタ屋だったけど
気づかなかった 。
トンボって
身体機能の凄いこと 。
町から田んぼが消えると見えなくなった
春から夏へ、山から谷へ
なんだか損をしたようで
....
根付いたまま、窓硝子の曇りでわかる
明日はきっと爽やかな風が吹くでしょう
…おかあさん…と呼べなくなってしまうおふくろ
自分を愛することを捨てた 。
あなたの背中を拒否するように
....
(ふるる 街に
リルケが 今宵も
遠く
灯りに (ふるる
砂の十字架
闇のブーケに
光る ) 壊れたリルケが
(ふるる 白い はら
....
12月ともなれば街はいやいやに浄化されて、今年楽しかったひとや哀しみに嗚咽したひと、苦しさからいまだに便秘気味なひとたち
」想定内に収まりますから と、わけのわからない押し売りの陰謀が一気に ....
)捕まえるにはまず肩書きのある壺からはじめなければならない
(畑はうしろから前へと耕してゆく
)知らなかった!
それは、学歴を探さなければならない
(蛸)を堀当てる
たまに取り逃がさ ....
からすは海をわたる新開地で暮らしています
近くに海があっても泳げません
桟橋があっても泳げません
魚は暮らせても泳げません
浮き輪をつけても泳げません
水着にな ....
殿岡秀秋さんのアラガイsさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ロゴス
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アラガイ ...
自由詩
8*
14-10-17
この美しくない猫たち
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アラガイ ...
自由詩
10*
14-10-13
仮に/蘭はモビルスーツを試着中
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アラガイ ...
自由詩
7*
14-9-3
0詩の言葉
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アラガイ ...
自由詩
10*
14-8-28
青黄黒緑赤
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アラガイ ...
自由詩
18*
13-9-10
風バイ花
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アラガイ ...
自由詩
11+*
13-5-20
晩夏
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アラガイ ...
自由詩
14*
12-9-15
鬼火
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アラガイ ...
自由詩
12*
12-5-16
トンボ讃歌
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アラガイ ...
自由詩
9*
12-5-12
遺言花
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アラガイ ...
自由詩
12*
12-5-11
ふるる
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アラガイ ...
自由詩
19*
12-2-17
虹いろの彼方へ
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アラガイ ...
自由詩
7+*
11-12-12
蛸よ、天高く
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アラガイ ...
自由詩
5*
11-12-10
海岸線哀歌(えれじぃ)
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アラガイ ...
自由詩
4*
10-9-12
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