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彼岸       檮瀬チカ

手に仏花を携え
水を張った柄杓の入ったバケツを持ち
土砂の傾斜に崩れそうな石段を
一歩一歩昇ってゆく
快晴のその日に
やっとたどり着いた思いで
墓石の枯れ ....
遠い夜空
冬の
それは
あくまで
澄み切って
冷たく
北極星が
私たちを回転させる
一定の法則と
一つの真理と
ひとかけらのノスタルジー
いつかこんな夜空を
見上げた夜が
静 ....
朝倉キンジさんの梼瀬チカさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_彼岸- 梼瀬チカ自由詩2*05-4-6
百億光年の彼方に- 梼瀬チカ自由詩105-3-23

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