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久々に書いてみる
心無しか手が震える
緊張してるかと思ったら
タバコのすい過ぎで手が震えたみたい
外では子犬達がわんわんと集まり
ひっそりとお話をし
そしてゴキブリがライトをつけると一 ....
モノを置かないでください
と張り紙のあるところに
モノを置いた
そんな些細なことがきっかけで
そんな些細なことの積み重ねだったのだろう
「いつもの」
そう修飾された朝は
あっ ....
雨の夜は大介を思い出す
悲しくて悔しくて
泣いてしまった夜は
ずっと側にいてくれた
大介はわたしを
甘やかさず
突き放しもしないで
絶妙なバランスで
一緒の布団に寝てくれた
そして
....
ずいぶんと皮肉なものですね
愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を受け止めてくれるのは
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする
遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに ....
細かにえぐられた容積を抱え込む椎の木立が潜熱としての意味を失う地点であてどなくさざ波は広がる。枝間からこぼれ落ちる木の葉ははじまりを告げる単音を虚空に受精させ大気がむららと熟するのを苔のように待つ。
....
Stand by me
once
wearing Levis 501
Heinz T-shirt
ketch up
to catch up
in my Shaggy ....
新築のマンションみたいな人
白い壁にまだ解かれていないダンボール
靴下を履き変える引越し業者
窓から見える新しい世界
変わらない気分
変わらない歴史
卒業した学校の制服みたいな人
置 ....
始めは好きになる事から
プールに飛び込む様にジャンプしてもう後ろが見えなくなると前は目の前の1センチ前の透明の幕がゆらゆら
ダーンと音が聞こえなくなり
そう此れは ....
ペットボトル
父さん
色エンピツセットの中で一番きれいな赤色エンピツ
母さん
観覧車の置物
兄さん
粘土
妹
テーブルに並べて
バカ男はいつもの席
....
歯をくいしばってたら
お姉ちゃんが
あんた何やっとるんって
涙を頬に留めていたら
弟が
どしたんって
鉛筆を芯が無くなる迄削ってたら
ラブラドール犬のラブちゃんが
....
ほしにうつらぬひとがたを
そっとかかえてかがみにひたそ
にじんでこぼれるほしがたを
なみだとまぜてゆめからぬぐを
ほしのかたちはいびつにまるく
ひとのかたちはうすれてくらい
....
間違えてプロフィール、詩を書きました。
でも楽しいんです
こう間違えてるのが
そんな自分に手紙を出す貴方、
夕日に眩しそうなホトトギス。
うれしいな
かにの様に。
妻と二人で梅干を漬ける
台風が近づいている
空はまだ晴れているけれど
窓から入る風は生暖かく蒸し暑い
梅の実の良い匂いがする
水洗いした梅の実をタオルで一つ一つ拭き
ヘタを楊枝でほ ....