すべてのおすすめ
ぜんぶ、紙吹雪になったらいいのに。
そう呟いた人から順に紙吹雪になっていく。
街は君の涙を無感動に見つめていた。
僕達の毎日は、いつまでたっても世界に届かなくて、
幸福な朝にだって白い孤独がち ....
彼が世界を美しいと思えるようになるのに二十年かかった。
冬の風呂の暖かさを知るのに、夏の風の心地よさを知るのに、
青空の透明さを知るのに、草原の輝きを知るのに、二十年かかった。
起立礼着席起立礼着席起立礼着席。眠りが燃える、朽ちない光が永遠と。堤防で打ち上げ、喧噪に染まる眩暈が静謐に嘯く。肉体の水面、泥を着て。何かがすべてになろうとしている。
松岡宮さんの水宮うみさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
卒業式- 水宮うみ自由詩5*18-12-27
二十年- 水宮うみ自由詩6*16-12-19
私は倒れていった人々のことを忘れない- 水宮うみ自由詩5*14-1-21

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する