すべてのおすすめ
青々と
広がる蓮葉には
明け方の雨の
ひとつぶ、ふたつぶ
みつぶ、よつぶが
それは見事な玉を作り
ころころと
風にゆれながら
まるで生まれたての
宝石のよう
真っすぐのびた
....
北の郷にも
春は来て
紅やら白やら
梅が咲きました
梅の香とは
どんなものかと
高くもない鼻を
差し出してみれば
黄色に染まった鼻を見て
笑う君
ほころぶ梅に
負けず劣らず
頬そめ笑み咲き誇る
....
コスモスの
好きから始まる
恋占い
花びら八枚
願い叶わず
只今
大変混雑している為
空にお越しの方は
しばらくお待ちください
朽ち溢れた花びらは
先ほどまで
朱く萌え
そこに立ちいた
曼珠沙華
終りをみるの
何度でも
傍らで
見送る私は
何、想う
終りをみるたび
思い出す
始まりがある ....
ちるちる
まいちる
秋みちる
その大きな手は
いつもどこかにあって
5才の目には映らない
小さな手で
探し当てたのはシャツの端っこ
まよい子が迷子にならないように
届くはずがないと
街の底から見上げれば
と ....
くれないに
染まるさえずり
さそわれて
こぼれ実、赤く
影は、はばたき
秋のはじめのある日
川辺りを散歩していた風は
色とりどりに咲いている花を見つけました
‥なんて綺麗なんだろう
‥一緒に遊ばないか
風がそう言うと
花は恥ずかしそうに
コクリと ....
窓を開けた瞬間
朝一番の風は
薄手のシャツを抜け
眠気交じりの肌を
下から上へとナゾルように吹いてきた
頬から
首筋
うなじへと
同じ風に包まれてゆくのをそのままに
まだ整えてい ....
今しがた
煎れたばかりの紅茶は
口をつけないまま
冷たくなって
湯気をたてることも
香りが揺れることも
なくなっていたので
カップの上から覗いてみた
ふたつの瞳が私を見ている
ティーポットに
熱い ....
季節は一冊の本にまとめられ
秋の頁をめくりながら
月明かりの下
あなたの言葉を
思い返すのです
秋の頁はとても長く
多くの言葉で
埋め尽くされているはずなのに
めくってもめくっても ....
揺れる枝さき
ほころぶ花びら
きみ、想う
いつか
その日が
きますように
夜ごと
空をみつめては
十五夜をまつ
きみ、想う
いつか
月のあかりも
届きますように
※写真は萩です
ときどき
思い出した
ふりをして
その面影を
そっと
胸に抱いてみる
きつく抱いたら
もろく崩れて
カタチをなくして
しまいそうで
優しい顔
笑った顔
悲しい顔
....
tonpekepさんのLEOさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢見心地
-
LEO
携帯写真+ ...
18
06-7-18
梅香
-
LEO
携帯写真+ ...
14*
06-3-13
スキ、キライ、スキ、
-
LEO
携帯写真+ ...
13*
05-10-28
ピンポンパンポーン
-
LEO
携帯写真+ ...
11*
05-10-14
始まりのために
-
LEO
自由詩
3*
05-10-5
おちば
-
LEO
携帯写真+ ...
6*
05-10-3
震える手
-
LEO
自由詩
6*
05-9-27
赤い実
-
LEO
携帯写真+ ...
7*
05-9-27
風と秋桜
-
LEO
携帯写真+ ...
11*
05-9-22
いつか風になる
-
LEO
自由詩
11*
05-9-21
見つめあう二人
-
LEO
自由詩
9*
05-9-18
月のしずく
-
LEO
自由詩
12*
05-9-17
片想い
-
LEO
携帯写真+ ...
7*
05-9-11
眠る者
-
LEO
自由詩
5*
05-9-7
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