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無人駅に降り立てば
地図の見方にも
ちょっと工夫がいる
缶ビールをぐっと飲む

子供の頃に
抱きしめ方を習ったような
初夏の風にさえ
あいさつを交わしたい

垂直に支えつづける日射 ....
解かれるものがあって
解けないものもあって
元気ですか
その言葉だけで繋がっている

わたしを折る
折りたたむ
そして開けば
鶴にでもなりたい

配達の遅れた願いのようなものが届く ....
あなたの方で風が吹いている
わたしはわたしで知らないことばかり捜している
秋がそこらじゅうで溶けはじめるとき
空き瓶には夕くれが満たされるとき

幾つもの詩を繋げるようにして
わたしはあな ....
あなたを 美しいと 思った 秋の日
秋の日
あなたは ものごとを わたしの肉に
染み込ますように わたしを 叱るのでした

わたしは 朝露を 飲むように
あなたを 識る

遠くに 近く ....
いつもどうりのことが
ふわりとしてるので
ところどころ鋏で切って
整えてみるけれど
散らかるばかりで
ああ もうめんどうだ
自分自身もパシャパシャ切っちゃう
誕生日でも何でもないところで ....
鳥が飛んでいる/秋の日に
鳥は何故に空を飛ぶのだろう/
わたしは呪縛のように生まれ/
そして大地から/
脱することができない/

飛行するものは全てきっと/
優しい何かで作られているに違 ....
九月になれば
誰かが語る
わたしは頷いてみる
そこに誰かはいない
誰かが語る
語り尽くせないほどたくさんの物語を

空には大きなノートが広がっている
鳥はそこに詩を描く
誰かが語る
 ....
LEOさんのtonpekepさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無人駅- tonpekep自由詩18*07-4-20
いつかインターネットでこの詩を読むであろうあなたに- tonpekep自由詩23*06-7-1
約束- tonpekep自由詩27*05-9-27
秋の日- tonpekep自由詩14*05-9-21
- tonpekep自由詩9*05-9-9
引力- tonpekep自由詩7*05-9-8
九月になれば- tonpekep自由詩13*05-8-13

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